総合系コンサル 転職体験談

新卒入社した人材系企業で、当初は採用支援コンサルタントとして活躍されていた富士さん（仮名）。
そのうちに、「ITソリューションの力で、顧客が驚くような価値を届けたい！」と熱望するようになられました。

自ら手を挙げての社内異動でエンジニアへのキャリアチェンジを実現するも、想いは社内にとどまらずに、「ITコンサルタントとして、さまざまな企業に貢献していきたい・・・！」と願うように。そんなときにご縁があり、ご相談にのらせて頂きました。

ときは、コロナによる緊急事態宣言下。苦戦しながらも、見事第一志望の総合系コンサル会社からITコンサル（DXテクノロジーコンサル）としてのオファーを獲得されました。

名前：富士さん（仮名）
年齢：30歳
学歴：某有名私立大院卒
職歴：某人材系企業で採用支援コンサル→社内異動でエンジニアに ⇒ 某総合系ファーム ITコンサルタント

私は大学院まで経済学を学んできました。
人間は「完全なる経済合理で動くもの」という前提のもと、様々な問題を机上の上で説いておりました。

ただ、「人間の選択は完全合理的な選択だけでなく、自身の感情などが大きく影響している」とも同時に感じていて、新卒時はそのような「人間の選択や感情に関わる仕事がしたい」と考え、人材業界を志望。
最終的には、人材業界の中でもより技術を大事にしていると感じた現職への就職を決意しました。

入社から2年半、顧客企業の人材採用を支援する部署でコンサルタントをしておりました。
しかし、業務コンサルタントとしての仕事を通じて、

『理想的な戦略を描いても、実行できなければ意味がない』
『人力頼りの改善には限界がある』
という葛藤を抱くようになり、
「ITソリューションによる業務変革の重要性」を痛感するように至りました。

そんなとき、ちょうど「自社プロダクトの開発エンジニア」の社内募集がありました。
まずはITソリューションの作り手を経験することも重要であると感じ、自ら手を挙げ、エンジニアへと職種転換にチャレンジしました。

結婚などのプライベートの変化も、転職を考えたきっかけのひとつではありましたが、『ITソリューションを活用して、顧客が驚くような価値を届けられるようになりたい！』・・・と、自分自身のやりたいことを実現したいという考えに至ったからです。

また、転職エージェントを利用しようと思ったのは、『自分が調べられる範囲だけでなく、より幅広い企業を見て選択したい』と考えたからです。

その中でもムービンさんを選択したのは、以前採用コンサルタントの仕事を経験する中で、「コンサルタントへの転職といえばムービン」という評判を何度かお聞きしていたからでした。
そして・・・それは評判通りでした！

いくつかのコンサルティング会社での選考を経験して、じつに様々な学びや刺激を得られました。

特に刺激を感じた点は、面接で出会った方々の「圧倒的な専門性から感じるプロフェッショナリティ」でした。

自身がまだまだ専門性が未熟であったこともあり、より強く感じたのかもしれませんが、選考を通じてお聞きした話を通じて、これからさらに専門性を磨いていかなければならないと危機感を感じるとともに、今後のキャリアに向けた大きな刺激となりました。

内定の第一報電話を丸山さんからいただいたときは、物凄く嬉しかったです。
周りの目を気にしながらも、ぐっと拳を握りしめたのを今でも覚えています。

コロナの影響もあり、残念ながら書類選考段階で見送られてしまう企業もあり、面接選考に進めた企業でもなかなか思うように結果を出せずにいたところもあったので、よりいっそう喜びが溢れ出てきたように思います。

「ITソリューションを活用して、顧客が驚くような価値を届けられる」

そんなプロフェッショナルとなるべく、まずは専門性に磨きをかけていきたいです。
新天地では、リスクマネジメント部門に所属することになります。自身のエンジニアの経験と採用の業務コンサルの経験を土台に、IT領域（特にセキュリティ）での専門性向上に向けて努力をして、社内からも顧客からも信頼の得られるような人材になっていきたいと思います。

「コンサルタント」という職業は、会社（組織）としての強さはもちろんですが、個人としての強さをより求められる職業だと感じております。
その分、個人としての成長をより得られる職業でもあると思っております。

転職活動を通して接する現役コンサルタントの方々からもきっと大きな刺激が得られると思いますので、「コンサルタント転職」それ自体を大きな成長機会と捉えて、目指すキャリアの実現に向けて一歩踏み出されよいご縁がありますことを心より応援しております。

最後になりましたが、改めまして、私の転職活動を支援してくださったムービンさん、そして、丸山さん、本当にありがとうございました。