総合系コンサル 転職体験談

新卒入社した会計系パッケージベンダーでSE／プロジェクトリーダーとして活躍されていた羽田さん（仮名）。
まわりに認められ仕事にもやりがいを感じておられましたが、「顧客の業務課題の根本解決に踏み込んで力になれていない・・・」というもどかしい現実に直面し、コンサルへの転職活動をスタート。

コロナによる緊急事態宣言の真っ只中。「目指す将来像に向けて、一刻も早くキャリアアップのチャンスを掴む！」という覚悟で臨まれ、見事第一志望のBig4系ファームからTechnologyコンサルタントとしてのオファーを獲得されました。

名前：羽田さん（仮名）
年齢：29歳
学歴：有名私大卒
職歴：国内系パッケージベンダー（PL） ⇒ Big4系ファーム ITコンサルタント 　

大学卒業後は、会計業務パッケージを販売する会社にシステムエンジニアとして新卒入社しました。大企業向けの導入部隊に配属となり、3年目までは主にプログラマーとして、4年目以降はプロジェクトリーダーとして多くの案件を経験してきました。
若いうちから多くの仕事を任せてもらえる社風の会社であったため、強い遣り甲斐を持ったまま、専門的な会計知識やプロジェクトマネジメントスキルを伸ばすことができました。

「もっと顧客に寄り添って課題の解決までサポートできないものか・・・」
と真剣に考えるようになったことが転職のきっかけでした。

前職で担当するプロジェクトでは、大規模な会計システムの刷新の中で、一領域のチームリーダーを担当するということが多くありました。

顧客とのやりとりでは、さまざまな領域を横断した課題がしばしば発生します。しかしその都度、「我々ではできません・・」と断らざるをえないことが起こるようになりました。
心の中では「解決策を提示したい」と思いつつも、現実にはそれは契約のスコープ外となるため、対応は難しかったのです。

いざ転職活動をスタートしようと考え始めたところ、たとえば以下のようないろいろ疑問点が浮かんできました。

・そもそも転職活動ってどう進めるんだろう？
・あのコンサル会社とこのコンサル会社っていったい何が違うの？
・（2020年4月ごろ）「緊急事態宣言」が出たけど、採用ってやっているの？
・（PJTの都合で）先に退職時期を決めちゃっているけど、内定ってどれくらいでもらえるの？
　　 ・・・etc etc。

そのような五里霧中状態の中で、親しい友人にすすめられて、ムービンさんに連絡を取りました。
担当の丸山さんは、まず、「コンサル業界の概観」と「業界内にどのような会社があるのか」を非常にわかりやすく説明して下さいました。そして、自分はすでに退職時期を決めており、早めに内定が欲しい旨を伝えると、必要な書類準備や今後想定される面接対策等の段取りをてきぱきとスピーディにスケジュールしてくださいました。

選考プロセスでは、コンサルティング会社数社との面接を経験しましたが、いずれも非常に楽しいものと感じられました。

面接ではもちろん緊張もしましたが、なかなかサシで話せる経験ができないようなパートナーやディレクター等といった役職の方々とお話しさせていただき、「どのようなビジョンをもって仕事をされているのか？」等を聞くのは非常に貴重な経験でした。

丸山さんとの事前の面接対策打合せを通じて自分自身を見つめ直すことができ、借り物ではない自分の言葉で語れる準備もできていたことで、余計な緊張をせずに臨めたのではないかと振り返ってます。

「SAPの2025年問題」や「DX推進」など、企業のIT投資はますます激化すると思われます。
そこで私は、会計的な専門知識だけでなく、システムエンジニア出身ということも強みにして顧客・ベンダー双方に寄り添い、最高の"会計×IT"のプロジェクトを推進するコンサルタントになりたいと考えています。

ムービンさん、丸山さん、このたびは本当にありがとうございました。
これからコンサルタントを目指す方々の、ご健闘も祈っております。