総合系ファーム 転職体験談

「人の役に立ちたい」と思い官公庁で入省したRSさん、しかし現実とのギャップから一度MBAへ。より社会課題解決に注力出来る環境と自身の成長を求めてコンサルタントへの転職を決意されました。
転職活動は留学先の海外からということで、弊社とはメールやオンラインで、面接はリモートで進まれ見事に大手総合系ファームの公共コンサル部門からオファーを獲得しました。

名前：RSさん（仮名）
年齢：31歳
学歴：有名私立大学
職歴：官公庁（海外MBA） → 大手総合系コンサルティングファーム（公共コンサル部門） 　

私が公務員になったのは、「人の役に立ちたい」という思いに純粋にコミットでき、かつ大学時代の交換留学をバックアップしてくれた地元に学びを還元したいと思ったからです。
しかし、年を重ねるごとにこの仕事が本当に私がやりたかった社会貢献の形なのか、よく分からなくなっていきました。日々のオペレーションや細かい内部ルールに追われ、現場の個別具体的な問題にまで目を配れていない感覚や、楽になることを優先して「成長の機会を逃してしまうかもしれない」という不安がどんどん大きくなっていきました。
なにより、社会課題解決に向けて徹底的に議論できる人も場も身近にいないことがストレスになっていきました。そのため、自費留学によりキャリアに小休止を設けることにしました。

MBAを通じて、官民問わず様々な組織の動きの理解や、じっくりデータ収集・分析と向き合う時間、仲間たちと議論し一丸となって課題に取り組むパッションを得ました。
卒業後のキャリアは、同じく社会貢献性が維持しやすく、課題解決に注力でき、成長を常に求められる環境を希望しており、色々思案した上でコンサルタントを目指すことにしました。

コンサルタントを目指していた自分にとって、コンサルタント転職に特化したムービン様にサポートをお願いするのは自然なことでした。また、「女性のためのキャリア相談会」でキャリア全般の相談をさせていただいた際、率直かつ偏りのない意見をいただけ、山下様となら「自分らしい次のキャリアステップ」をとことん追求できると思いました。

ムービンの山下様を選んだこと、この考えは間違っていませんでした。
選考序盤に一次面接でことごとく落とされた後、山下様から「一つ一つ回答を整理してみましょう」と持ち掛けていただいたおかげで、落ち着きを取り戻すことができました。
自問自答し、話し方のコツをまとめた複数の動画を参考に、面接で理路整然と話せる準備ができました。今まで自分が何を大事にキャリアひいては人生を歩んできたのか、具体的にどんな行動で自分の強みを磨いてきたか、これからどんな自分になりたいか、自分が所属する組織と共有したいバリューは何か等々、きちんと考えがまとまりました。
また、コンサル業界についてまとめている書籍を２、３冊読み、どのような人材が求められているのか、自分ならコンサルタントとしてどう貢献できるか、セールスポイントを明確にすることもできました。

時差の影響を全く感じさせないスムーズなやりとりもありがたかったです。
候補先企業・自分間の連絡調整にご苦労が絶えなかったと思いますが、積極的に情報やご助言をくださり、ちょっとした質問にも迅速なお返事をいただけ、おかげさまで選考に集中することができました。

就職先は、企業研究の段階で勝手ながらビビッと来ていた企業です。
面接では面接官の皆様と社会課題について少し議論し、このような時間がもっと日常的に欲しいと思うようになっていきました。この思いをムービン様、山下様によく汲み取っていただき、結果ご縁を得ることができたと思っております。
これからが本当のスタートです。ムービン様、山下様とともに注力した転職活動で得た自信や経験を糧に、コンサルタントとしてのキャリアをしっかり築いていきたいと思います。

内定をいただいてから帰国までの間、今まで余裕のなかった国内他都市や周辺国への旅行に赴きました。
また違う社会を見ることができ、さらに視野が広がった気がします。帰国したばかりの今、ようやく引越し等も落ち着いたので、残りの課題図書を読み進めたり、MBAの時のノートを見直したり、就職後役立ちそうなオンライン授業を取ってみたり、できる限りの準備をしていきます。