総合系コンサル 転職体験談

某有名大手飲料メーカーの営業マンとして活躍されていたカズさん（仮名）。日本市場での成長鈍化が業界全体の課題・危機感となるなかで、『「新規事業立上げ」や「高付加価値の創出」「海外展開」の支援などを通じて、業界活性化にもっと貢献できるようになりたい・・・』そう強く思うようになられました。
その想いを実現すべく、関西から東京への引っ越しも伴うキャリアチェンジ転職を決意。さまざまな試行錯誤の末に、見事第一志望の総合系コンサルファームからオファーを獲得されました。

名前：カズさん（仮名）
年齢：27歳
学歴：某有名私立大卒
職歴：某有名大手飲料メーカー 営業 → 大手総合系ファーム 消費財インダストリーコンサルタント

新卒の時は「メーカー × 海外進出に強みを持つ」を軸に、就職活動を行っていました。
在学時の海外留学を通じて、自分の分身になる商品を生み出したい、その商品を海外に売っていきたい、という想いが強かったからです。
様々な業界・メーカーを受験する中で、「人の明日を応援する」という特徴を持つ"ビール"という商品に魅力を感じ、最終的にビールメーカーに就職しました。

量販店に対する営業を4年間任せて頂きました。
自らが提案した商品や企画が店頭で実現され、お客さんに購入いただく現場を見ることは、何にも代えがたい喜びでした。
また、終業後にはMBAに通い、業務⇔勉学のサイクルを回転させることで、多くの経験と知見を積んでいくこともできました。

一方、プライベートでは社会人3年目で結婚を経験しました。
それが、キャリアと人生におけるひとつの大きな転機となりました。

妻とともにこれからのキャリアと人生を考える中で、
『配属先（地域や部署）というのは会社都合のもので、自分自身が主体的に選択できない・・・』
・・・ということに、モヤモヤとしたものを感じるようになっていったからです。

『もっと自らの手で人生を掴みとっていきたい・・・！』
・・・そう考えた時に、
"転職"が1つのオプションとして視野に入ってくるようになりました。

そうして自身に向き合っているうちに、
「コンサルタント」というプロフェッショナル職への興味関心と同時に、
「日本の消費財業界の活性化に貢献したい！」という想いが自分のなかに強くあることに気づきました。

そして、以下の理由から「消費財領域のコンサルを目指そう！」と決意するに至りました。

　・消費財（飲料）は自分の強みであり、一生関わり続けたいと思える商品であるから
　・MBAで学んだことを、机上ではなく実践で、自分の言葉で語れるようになりたいから
　・営業だけでなく、バリューチェーン全体を見られるようになりたいから
　・主体的にキャリアを積める仕事をしたいから（どこでも生きていける「ポータブルスキル」を付けたいから）

じつは、父親がコンサルタントとして独立しているという私自身の生育環境も大きく影響していたかもしれません。
「コンサルタントとはどのような仕事か？どのような働き方になるか？」ということを、子供のころから間近に見ていたのは大きかったと思います。

さらに、27歳という年齢も、いわゆる「ポテンシャル採用」が未だ効く年齢だと聞き、新卒4年目のこのタイミングを選びました。

そうしてスタートした転職活動の当初は、他の人材紹介会社にお世話になっていました。
しかし、自身の志向にかなうコンサル求人を紹介いただけなかったり、選考対策という点でも支援が期待できませんでした。

そんなときに、少し前に某コンサルファームに転職をしていた友人から、
「コンサルタントを志望するなら、エージェントはムービンさんがおすすめ！」とご紹介頂きました。

担当の丸山さんにさっそく連絡を取りご支援頂いたのですが、面倒見の手厚さ、そして熱心さが桁違いでした。
最も苦手としていたケース問題の対策を何度も行って頂き、おかげさまで自信をつけることができました。

私にとっては、ひとことでいうと、それは「自信を持ち続けること」でした。
私は、1つの試験・面接での感触や結果に一喜一憂してしまい、自信の振れ幅が大きくなり、それがパフォーマンスに影響してしまいがちでした。
その点でも、丸山さんには面接後の鉄が熱いタイミングで反省点や改善点の棚卸しや次に活かせる学びの振り返りを行っていただけたため、次回の選考に向けたメンタルの準備もできるようになりました。

もちろん嬉しかったのですが、正直、それよりも「本当にホッとした、、、」という感情が強かったです。（苦笑）
背景として、ちょうどコロナが蔓延してきた時期であったので、「万が一、採用活動を打ち切られたら・・・」という不安（結局問題なかったですが）。
それに加えて、先に前職を退職をしてからの転職活動だったので後がなく、「妻をも不安にさせてしまっている・・・」という申し訳なさや危機感も強かったからです。

・・・無事に新天地が決定できて、本当によかったです！

「消費財、特に飲料に関することであったら、まずはこいつに聞こう！」
・・・と、社内でも得意先からも名指しされる存在になりたいです。

そこに向けてコンサルタントとしてのキャリアをロケットスタートできるよう、
これから入社までの1か月間は、
「コンサルタントとしての基礎力」を出来る限り磨いておくことにベストを尽くしてまいります。

最後になりましたが、
ムービンさん、丸山さん、よいご縁を頂けて本当によかったです、ありがとうございました。
s これからコンサルタントを目指す方々の、ご健闘も祈っております。