戦略コンサル 転職体験談

名前：Sさん（仮名）
学歴：有名国立大学
職歴：大手IT企業 ITエンジニア→ボストンコンサルティンググループへ

3.11の地震です。
それまでは、今の仕事に不満を持ちながらも、このまま生きていくのかな、と思っていました。
でも、あの地震で、いつ死んでもおかしくないと感じ、だったら、精一杯チャレンジをして、悔いのない人生を生きよう！と決意しました。
で、仕事に何を求めるのかを考えると、私の場合は、�（鷭掘△弔泙蠅�金と、�∪�長、刺激だと分かり、それを満たしてくれる職業を考えて、戦略コンサルタントになろうと思いました。

Googleで、「転職　コンサル」と入れて出てきた会社3-4社と面談をしました。
他の会社が、すぐに応募しましょう！という姿勢の中、ムービンさんだけが、「まずはしっかり準備しましょう！」という姿勢で、やる気ないの！？、とも思いましたけど（笑）、そこに惹かれ、ムービンさんと一緒に転職活動をしていく決意をしました。

�／μ獲�歴書、志望動機書など書類の準備、��筆記試験対策、��ケース対策の3つがありますよね。

�，亡悗靴討蓮▲燹璽咼鵑気鵑砲靴辰�りレビューしてもらえるので、それを信頼してしっかり書けばいいと思います。
簡潔に、でも内容として十分になるよう結構気を使います。
また、志望動機書を作成する中で、だんだんと志望動機がはっきり言葉として伝えられるようになります。
志望動機は、面接でもほぼ必ず聞かれますので、面接の準備にもなっています。

�△蓮∨椶鯒磴辰討笋襪靴�ないですね。
私は夏休みを取ったときに、1週間つかってまとめてやりました。
判断推理、数的推理、GMATの3冊をやりました。
コンサルの筆記試験は、問題数が多いので、ただ解けるだけではなく早く解ける、極端に言えば考えなくても解けるようになるまで練習するといいと思います。
私も、2回は解きました。

��は、これが一番の難点で苦労しました。
パッと思いつくんですけど、なんか浅いんですよね。
ムービンさんからお題をいただいて、考えた内容を送ってフィードバックをいただいたり、ロジカルシンキングについての本を読み漁ったりしました。

筆記試験については、事前の準備もあり全て通過することができました。
面接に関しては、想像していたよりも大分緊張しました。
なので、面接は数をこなすことをお勧めします！
特に緊張していると、ケースの際に悪影響がでやすいと思うので要注意です。
当初、自分で感じる手応えと実際の結果に相関がなく、悩みました。
当初は、ケース面接を、いわゆる受験の問題として捉えていたのですが、ムービンさんからのアドバイスをうけて、それを先輩コンサルタントとのロールプレイだと考えて臨むようにすると、自分で感じる手応えと実際の結果に相関が出てきて、面接もいい結果が出るようになりました。
言い方を変えると、コンサルティングに関して面接官に敵うわけがないので、開き直ってやったということですね。
結果として、一番行きたいと思っていたファームからオファーをいただくことができました。

私はITがバックグラウンドなので、IT以外の知識があまりありません。
なので、業界を簡単に説明しているような本を読んでおこうかなと思っています。
あとは、英語、Englishです！
幸い退社から入社まで1ヶ月間、ニートになる期間があるので（笑）、語学留学に行こうと思っています。

本は色々なものを読みました。
個人的に良かったな、と思うものを以下に挙げておきます。

・ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
考え方、話し方について考えを改められます。面接での話し方、ケースでの考え方だけではなく、普段の仕事にも活かせるとてもいい本だと思います。

・発想の視点力
・一瞬で大切なことを伝える技術
いずれも、三谷さんという元戦略コンサルタントの方が書かれた本ですが、三谷さんが書かれた本はとても読みやすくお勧めです。

これもムービンさんが言っていましたが、コンサルティングファームの採用は、ファームとの相性というものがあります。
ファームの採用プロセスは、狭き門ですし、残念な結果が出ることもあります。
その原因を分析して改善することはとても大切で、ムービンさんには非常にお世話になりました。
ですが、気持ちが落ち込んでいては次が上手くいきません。
その時に冒頭のムービンさんの言葉がとても助かりました。
ダメだった時に、面接官やファームとの相性という部分も結構な割合があると思って、相性がよくなかったんだな、と割り切ることも大切だと思いました。