FAS 転職体験談

リサーチやプレゼンテーション能力といったビジネスの基礎力を高めたいと考えたことと、影響を与える人の多い事業に取り組みたいと考えたことが転職のキッカケです。

前職は新卒で入社したスタートアップ企業でした。社員数がまだまだ少なかったことから、担当業務領域は幅広く、さまざまな観点からプロダクトや経営戦略を考え実行する経験を積むことができました。一方で、企業経営の難易度や成功と同時に犠牲にするものを体感したことで直近で起業する選択肢が無くなりました。その結果、起業家・経営者を目指すのではなく従業員としてキャリアアップする道を選択したことが転職しようと考えたキッカケです。
従業員としてキャリアアップするためには、高いレベルで経営戦略を推進する能力が必要だと考えました。具体的には、リサーチやプレゼンテーションといったコアな能力を高いレベルで持つことが戦略の実行や人を巻き込み・動かすマネジメントに必要なスキルだと考えました。そのため、それらの能力が高いレベルで社内外から求められるコンサルティングファームへの転職を決めました。
加えて、前職のスタートアップは世の中にない新しい価値を創出するという点では非常に社会的価値があることだと考えていましたが、その市場規模（=プロダクトにより影響を受ける人数×単価）は当初の想定より小さく私としてはもっと多くの人にインパクトを与える仕事をしたいと考えました。そのような考えからコンサルティングファームの中でも今後ますます重要視される企業戦略の1つであり成長が見込まれる市場であることと、絵に描いた理想論ではなく2社間の経営戦略の実行まで関わることができるM&A、FAS業界に興味を持ちました。

担当者は次の点を考慮し選ばせていただきました。支援実績、誠実で信頼できるか、コミュニケーションのテンポなど会話の心地よさ。 友人からの紹介含め約10社面談させていただき、最終的にコンサルティングファームの選考はムービンの成塚様に支援をお願いいたしました。 成塚様との繋がりは、Twitterで成塚様のアカウントに私からDMさせていただいたことがきっかけです。成塚様のアカウントのように個人で集客活動されている方を知らず、1ビジネスパーソンとして尊敬できる方だと感じました。（転職の一般論を語るエージェントアカウントは多いですが、求職者にとってはどのような転職機会があるかを知ることにメリットがあると感じていますので、それを端的に発信されている成塚様のツイートは効果的な施策だと感じました。＊誰目線でしょうか。すみません。）大変恐れ多いですがこういった優秀な方に支援いただきたいと考え支援を依頼するDMをお送りさせていただきました。
実際に成塚様と面談してみると私からのさまざまな質問への回答に力強さや誠実さを感じることができました。
支援実績は申し分無く、コミュニケーション（メールやオンラインMTGでの会話）のテンポも心地よかったことからコンサル転職の支援をお願いすることにしました。

外資系と日系の戦略コンサルティングファーム、FAS系コンサルティングファーム、BIG4コンサルティングファームの順に応募しました。

応募先について成塚様と確認が取れた後は、成塚様主導で類似の企業群に分けて応募スケジュールや各面接のスケジュールを調整いただきました。
職務経歴書は以前作成したものがあったため、成塚様にそのままお渡ししました。
書類選考の結果が出始めたところでWebテストの対策を行いました。初めて受けるタイプのものは5時間程度の勉強、以前受けたことがあるタイプのものは思い出すために1-2時間程度復習し受けました。
ケース面接については主に戦略コンサルティングファームの選考前から週に1度1時間半程度時間をいただき対策を行いました。選考が始まってからは選考時のケースをレビューいただくなどして具体的にフィードバックをいただきました。
ビヘイビア面接対策については、成塚様からベーシックな質問項目の記載があるエクセルの対策テンプレートをいただきました。その質問項目への回答や面接を通して実際に聞かれた質問の回答を記載し成塚様にフィードバックをいただきました。自分がやりたいことやファームの説明になりがちな志望理由ですが、成塚様に「クライアントにどう貢献できるか」といった視点で語る必要があると何度も強調してフィードバックをいただきました。

ビヘイビア面接については、準備不足を感じる場面は少なかったです。これは上記成塚様の対策が十分であったことを表していると思います。
注意点を敢えて挙げるのであれば、各ファームごとの志望理由については抽象的になりやすく加点ポイントになりづらいため、減点されないように企業ウェブサイトや各ファームのレポートは最低限確認しておくと良いと感じました。知人がいるファームでは選考部署の同期を紹介してもらうなどして情報収集を行いました。
最終面接では、多くの場合に能力の確認よりも自分の行動方針（XXのような場合にどのようなコミュニケーションをとるか）といった質問が増えたように感じました。これらは日々自分自身をメタ認知しておくことで、自分がどのような判断軸で行動しているか具体的に説明できるようになるかと思います。
ケース面接はお試し選考の回数含めもう少し準備期間を設ける必要があったかと思いますが、私の転職活動可能期間が短かったため、仕方ない部分かなと思います。

初めての転職活動であり他のエージェントとの比較はできませんが、支援いただいた内容に不満はなく、転職活動の結果も活動前の期待値を上回る満足いくものになりました。
転職は人生において大きな転換点にもなり得る中で、エージェントと応募者の信頼関係は必要不可欠だと考えます。コンサルティングファームに就業経験がある成塚様並びにムービン様にご在籍のエージェントの方々からの情報や対策で到達すべきレベル感は非常にリアリティがあります。
心強く信頼できるエージェント様であると考えています。