FAS 転職体験談

日系の金融機関で働く中で、縦割りの企業文化や非効率なオペレーションに疑問を感じ、他の企業も経験したいと思うようになりました。
転職先のリサーチ活動の中でムービンさん含め複数のエージェントの方々とお会いしました。それから3年ほど経っても、どのような仕事を専門にしたいかは結局ずっと決められず転職活動には踏み切れないままでした。
経営の大学院の留学中、転職活動の決心がついた頃、以前お会いしたリクルーターの方々の中で、ムービンのご担当者さまが1番、親身にサポートをしていただけるという良い印象を受けていましたので、久しぶりにコンタクトを取らせていただきました。 それから約3か月ほどの転職活動スタート。自分がやりたい事は固まっていない中で、とにかく複数受けてみて、面接のQ&Aなどを通して志望先を決めていくというスタイルで進めました。ですので、結果的に自分が納得できる先を発見してオファーを頂けたのは、田原さんからの会社の紹介と定期的なWebミーティングやメールでの励ましのサポートのおかげでした。

Webテスト
海外からの転職活動でしたので参考書は利用しませんでしたが、ネット上で見つけたWebテストの問題はほとんど解きました。同じコンサルでも、会社によってWebテストの内容は違いますので、どの会社でどのテストが行われるかを調べて、問題を解くスピードを高めてから実際のテストを受験するようにしていました。失敗したテストもありましたが、通過できたテストはこの事前準備が奏功したと思います。

ケース面接 本来であれば参考書を利用したり、日常的に自問自答する事で練習するべきだと思いますが、私の場合、ケース面接を重視する戦略ファームへの志望度は低かったため、YouTubeやネット上の解説のみを参考にし、偶然対策済みだった問題が出題された面接だけ通過しました。

志望動機、Q&Aなど 日本語と英語でエクセルで準備していました。もちろん回答の練習はしてから面接に挑みましたが、オンラインの面接だったため、常にそのエクセルは開いたまま参照できる状態で受けていました。

コンサルティング業務に関して理解不足のままでのチャレンジでしたので、それに気づかれて面接官の方々からつまらなそうな顔をされ不採用になることもありました。
したい仕事も定まらないままでしたので、面接に挑む自信を失いそうになりましたが、田原さんからは、コンサルティング業務に詳しくなくても、面接に通るケースは過去にあったとの励ましをいただいたことで、自信を維持して挑戦し続けることができました。その結果、運良く自分の経歴を活かせる先を見つけることができました。準備不足を自覚していても、とにかく面接を複数受けてみましたので、その経験の中で、自分の弱みを認識し、はっきり回答する力をブラッシュアップしました。それが、最終的に偶然見つけた第一志望の会社の面接で失敗しなかった理由だと思います。

私の場合は留学との両立で転職活動は時間の制約がありましたので、複数のエージェントさんから情報を集める方法ではなくムービンさんを信じることに決めてコミュニケーションルートをシンプルにする戦略を取りましたが、それが良い結果につながりました。
自分が今後、どんなに辛くてもモチベーションを維持できるプロジェクトはどんなものだろうかと具体的に想像したり、自分と向き合う時間を確保できました。 正直先が見えずとても苦しい道のりでしたが、決まった後は本当に挑戦して良かったと思えました。
人生の大事な転機に、弱っていても見捨てずにサポートしてくださったムービンさんに感謝しています。