EYストラテジー・アンド・コンサルティング（EYSC） TSE（Technology領域） インタビュー

津金 俊宏（toshihiro-tsugane）
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社　ストラテジー・アンド・トランザクション　トランザクション・ストラテジー・アンド・エグゼキューション 　パートナー

外資系コンサルティング会社を経て、2018年にEYへ参画。EY-Parthenon(戦略プラクティス)に所属し、IT領域のトランザクション(PMI、Value up)及びトランスフォーメーション案件をリード。
トランザクションテクノロジー（IT領域における企業統合・再編・分離・価値向上の支援）を専門とし、エンタープライズアーキテクトやプロジェクトマネジャーとして20年以上の経験を有する。
IT領域における企業統合・再編・分離・価値向上の支援のほか、デューデリジェンス （ITDD、Tech DD）、経営／テクノロジーコンサルティング（トランスフォーメーション）、パッケージ導入などの実績を持つ。

テクノロジー、医薬 、消費財、プライベートエクイティなど複数のセクターにおいて 計画の策定から実行までを一貫して最前線で支援している。
「クライアントファースト」、「オーナーシップ」、「ポジティブ」、「コラボレーション」を大切にしている。
クライアントのために主体的かつ前向きにOne EYで日々業務に取り組んでいる。

これまでのキャリア

movin:

本日はインタビューのお時間を頂き、ありがとうございます。
最初に、EY入社に至るまでのキャリアをお聞かせください。

津金様：

こちらこそ本日は大変貴重な機会を頂きありがとうございます。
私は大学卒業後、新卒でBig4ではない外資系コンサルティング会社に入社致しました。

当初は通信・ハイテク業のクライアントに対しシステム開発プロジェクトに参画し、様々な領域の業務(アプリ : カスタム、SAP、Oracle等、インフラ : サーバ、N/W等)を経験致しました。

マネジャー昇格後に社内異動し、様々なセクター(通信・ハイテク、製造、小売、素材、金融等)に対し、会計領域の経営/テクノロジーコンサルティング(構想・BPR・業務設計・システムの要件定義等)を経験しました。

シニアマネージャー昇格後に再度社内異動し、金融センターに対し、フロント領域を含め経営/テクノロジーコンサルティング、システム開発推進及びアウトソーシングの企画・立上を経験致しました。

新卒から10年以上所属させて頂いて様々なセクターに様々なコンサルティング業務を経験させて頂いたことがEYでの業務を実施する上で礎になっていると考えており、前職には感謝の気持ちしかありません。

EYを選んだ理由と入社後の印象

movin:

ありがとうございます。
津金様はなぜEYを選ばれたのでしょうか？当時の決め手になったご理由や現在のチームのご印象などお聞きできますと幸いです。

津金様：

前職に不満はなかったのですが、プロフェッショナルとして更に成長できる環境を検討していたところ、M&AのIT領域で新たにチームを立ち上げるという話を伺い、�‘餔彭戮�高く専門性が求められる業務内容�▲�ロスボーダー案件の割合��チーム立上・拡大、の3点に魅力を感じ、現在のチームに参画を決めました。


EYはコンサルティング会社の中でもグローバルでダイバーシティに富んでいると認識していますが、その中でも当チームはメンバ・案件内容・進め方といった点で非常にEYらしいチームであると考えております。様々な出自で、女性割合が高く、業務経験も多様なメンバが海外のEYオフィスや日本のEYの他領域のチームとコラボレーションしながら当チームを中心にテクノロジー関連のトランザクション・トランスフォーメーション案件を計画・実行推進していくため、このような業務内容や働き方に興味をお持ちの方にとっては理想的な環境と言えるのではと自負しております。

チームにおける取組について（印象に残っているプロジェクト、やりがい）

movin:

TSE（Technology領域）において、チームの特徴や領域内容などお伺いできますでしょうか？

津金様：

当チームは、経営陣や投資家向けに、Technologyに関するコンサルティングサービスを一貫して提供する、経営とTechnology両方の視点を持った専門家組織と位置付けております。

具体的には、DD・診断、構想・計画策定、変革実行の支援を実施しており、M&A前後のサービスに強みがあります。
統合・分離・売却・再編・投資後のバリューアップ等あらゆるM&A案件のIT領域の支援に対応可能です。
また、セクター横断で活動しており、特にライフサイエンス、プライベートエクイティ、コンシューマー、テクノロジー・ハイテク業界に強みがあります。

業務は当チーム単独で実施することもありますが、海外のPMIチーム、国内のストラテジーチーム・TSEの他領域のPMIチーム(事務局、会計など)・テクノロジーコンサルティングチームなどと協働してより戦略的な案件に対しOne EYとしてご支援する機会が増えております。

例えば、製薬企業の日本における再編においてUKのTSEチーム・国内のコンサルティングチームと協働してコア事業の統合とノンコア事業売却を同時に計画・実行支援した案件、ライフサイエンス企業のグローバルでの再編において世界各国でチームが立ち上がり、当チームは特にUSやAPAC各国特にシンガポールと協働して事業分離の計画・実行した案件、ストラテジーチームやコンサルティングチームと協働してPEの投資先企業において診断・価値向上計画の立案・実行した案件は個人的には非常に印象に残っておりますし、当チームの代表的な案件と考えております。

このような”面白い”案件(重要クライアント、クロスボーダー、大型、M&A⇒トランスフォーメーション、プランニングなど)を実施しているからでしょうか、お陰様で当チームは順調に拡大しており、昨年度は人員数も大きく伸び、退職者は1人もおりません。また、多くの女性・海外国籍のメンバをはじめ、多様なバックグラウンドと経験を持つメンバが所属し、ダイバーシティに富んでおります。引き続き優秀な方に当チームに参画頂き、高品質のサービス提供を続けていきたいと考えております。

EY TSE（Technology領域）に興味のある方々へのメッセージ

movin:

M&Aに携わりたい方、ITのご経験を活かしたい方バックグラウンドは様々かと思いますが、これから選考に進まれる方、ご転職を検討されている方にメッセージをお願い致します。

津金様：

当チームでは個性的(既存メンバと強みが異なる)、強み(貢献ポイント)が明確、かつ、チームで働ける方に参画いただきたいと考えております。
コンサルタントとしてのベーシックなスキル・素養、IT領域のスキル・経験、言語、M&A関連案件のスキル・経験が必要となりますが、全て高いレベルで兼ね備えている方は限られていると理解しているため、既存メンバとのバランス等も踏まえて選考させて頂いております。
一方、チャレンジングな案件を担当し、他のサービス、特にコンサルティングチームと協働しリードする役割を求めているため、クライアントファーストやオーナーシップ・向上心など共通のマインドセットを持ったチームでありたいと思っております。違った強みを持った個性的なメンバが所属するが志は同じ集団、といった感じでしょうか。

本日の私の話に興味を持って頂けた方は是非ともご応募頂ければ幸いです。
私自身も日々インタビューさせて頂いております。お話させて頂くのを楽しみにしております。

movin:

本日はお時間を頂きありがとうございました。