AI時代の企業変革と、アクセンチュアの長期的な成長戦略を推進する新たな経営メンバーを、社内の優れたリーダー陣から任命したことを発表します。
2024年9月1日付で、アクセンチュアの日本市場における総責任者であり、アクセンチュア株式会社 代表取締役社長 江川 昌史と、アクセンチュアの成長市場におけるテクノロジー統括であり、アクセンチュア株式会社 代表取締役副社長 関戸 亮司が、アクセンチュアのアジア太平洋市場の共同最高経営責任者(Co-CEO)に就任します。
両名のアジア太平洋市場の共同最高経営責任者就任は、世界のビジネスをアメリカ(米国、カナダ、ラテンアメリカ)、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、アジア太平洋の3市場体制で拡大させるアクセンチュアの成長戦略に基づくものです。
江川 昌史は、2024年9月1日以降も引き続き日本市場の総責任者として、アクセンチュア株式会社代表取締役社長、およびグローバル経営委員会のメンバーを務めます。
関戸 亮司は、2024年9月1日付でアジア太平洋市場の共同最高経営責任者(Co-CEO)に就任するほか、オーストラリア、ニュージーランド、中国、インド、東南アジア各国で構成されるアジア・オセアニア市場の最高経営責任者(CEO)に就任し、新たにグローバル経営委員会に参画します。
現在、成長市場のCEOを務めるレオ・フラミール(Leo Framil)は、米国の金融サービス部門の統括に就任し、引き続きグローバル経営委員会のメンバーを務めます。
2024年12月1日付で、現ビジネスおよびコマーシャルファイナンス統括、元インベスター・リレーションズ責任者のアンジー・パーク(Angie Park)が、最高財務責任者(CFO)に就任し、グローバル経営委員会に参画します。現CFOであり、36年間にわたってアクセンチュアに貢献したKCマクルーア(KC McClure)は、2025年3月31日付でアクセンチュアを引退します。これに先立ち、2024年11月30日付でCFOおよびグローバル経営委員会のメンバーを退任します。
2024年9月1日付で、イタリア・中欧・ギリシャ(ICEG)市場の総責任者であり、グローバル経営委員会のメンバーを務めるマウロ・マッキ(Mauro Macchi)が、EMEAのCEOに就任します。現EMEAのCEOおよびグローバル経営委員会のメンバーであるジャン=マルク・オラニエ(Jean-Marc Ollagnier)は、2024年8月31日付で退任します。
2024年9月1日付で、人材・報酬・従業員体験担当グローバル統括のアンジェラ・ビーティ(Angela Beatty)が最高リーダーシップ兼人事責任者に就任し、グローバル経営委員会に参画します。現在、同役職を担い、36年間にわたってアクセンチュアに貢献したエリン・シュック(Ellyn Shook)は、2025年3月1日付でアクセンチュアを引退します。これに先立ち、2024年8月31日付で最高リーダーシップ兼人事責任者およびグローバル経営委員会のメンバーを退任し、アクセンチュアの相談役となります。
2024年9月1日付で、アクセンチュア テクノロジーの最高責任者であるカーティク・ナライン(Karthik Narain)が新たに最高技術責任者(CTO)の責務も担います。最高戦略責任者(CSO)のバスカー・ゴーシュ(Bhaskar Ghosh)は、イノベーションの責務を加えた、最高戦略・イノベーション責任者(CSIO)に就任します。
現最高技術・イノベーション責任者であり、38年間にわたってアクセンチュアに貢献したポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は、2024年8月31日付でアクセンチュアを引退します。引退後もアクセンチュアのシニア・テクノロジー・アドバイザーとしてアクセンチュアに貢献します。
アクセンチュアの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジュリー・スウィート(Julie Sweet)は、次のように述べています。「アクセンチュアで豊富な経験を持ち、お客様とともに変革を主導してきた優れたリーダーを新たに任命できたことを嬉しく思います。今後のアクセンチュアの長期的な成長という新しい章で、重要な役割を果たしてくれることでしょう。KC、ジャン=マルク、エリン、ポールの傑出した貢献とスチュワードシップ、そして次世代のリーダーの育成に深い感謝の意を表します」
新たな経営メンバーの略歴
江川 昌史(えがわ あつし): 2015年9月アクセンチュア株式会社 代表取締役社長に就任。2024年9月付で、新たにアジア太平洋市場の共同CEOに就任します。江川は、デジタル変革において数多くのお客様と緊密な関係を築いてきました。アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京を開設するなど、9年間にわたって日本市場の成長をけん引してきました。社長就任以前は、アクセンチュアの日本における製造・流通本部の統括責任者として、事業戦略立案から事業変革の実行、新規事業立ち上げに注力したほか、製造、小売、通信、ハイテク、素材・エネルギー、金融サービス、公共サービスなど、幅広い業界のお客様を支援してきました。江川は、2020年3月からアクセンチュアのグローバル経営委員会のメンバーを務めています。
関戸 亮司(せきど りょうじ): アクセンチュア株式会社 代表取締役副社長 兼 成長市場のテクノロジー統括を務めている関戸は、2024年9月付で、新たにアジア太平洋市場の共同CEO、ならびにオーストラリア、ニュージーランド、中国、インド、東南アジア各国から構成されるアジア・オセアニア市場の最高経営責任者(CEO)に就任します。関戸は、昨年までの3年間にわたって日本ならびにアジア太平洋、中東・アフリカ地域におけるクラウドファースト事業も主導してきました。2016年にアジア太平洋、中東・アフリカ地域のテクノロジー統括に就任する以前は、複数の業界およびテクノロジー事業の責任者を務めていたほか、アジア太平洋地域の金融サービスにおいて、クライアントサービスグループ統括やテクノロジーコンサルティング統括などの要職を務めてきました。関戸は、2024年9月からアクセンチュアのグローバル経営委員会に参画します。
アンジー・パーク(Angie Park): 現在、ビジネスおよびコマーシャルファイナンスのグローバル統括を務めるアンジーが、最高財務責任者(CFO)に就任します。アクセンチュアでの30年以上のキャリアの中で、異なるマーケットや経済動向の洞察に優れ、財務および投資家向けコミュニケーションのリーダーとして経験を重ねてきました。アンジーは、財務分野の幅広い専門知識や投資コミュニティとの強固な信頼関係構築のほか、お客様、マーケット、サービス、業界、エコシステム・パートナーなど、アクセンチュアのビジネスに関する幅広い知識を有しています。以前は、アクセンチュア テクノロジーのCFOおよびインベスター・リレーションズ統括を6年間務め、財務戦略とコミュニケーションの策定に重要な役割を果たしてきました。
マウロ・マッキ(Mauro Macchi): 現在、アクセンチュアのICEG(イタリア、中央ヨーロッパ、ギリシャ)市場の総責任者であり、グローバル経営委員会のメンバーでもあるマウロが、EMEAのCEOに就任します。彼のリーダーシップのもと、ICEGは非常に力強い2桁の成長を遂げてきました。ICEGにおけるお客様の重要な変革プログラムや成長機会を拡大するために、マウロは複数の戦略的買収を主導してきました。アクセンチュアで33年間のキャリアを有し、欧州の戦略コンサルティング統括やグローバル銀行業界の戦略サービス統括など、世界で要職を歴任してきました。
アンジェラ・ビーティ(Angela Beatty):現在、アクセンチュアの人材、報酬、従業員体験のグローバル統括であり、アクセンチュアに9年間在籍しているアンジェラが、最高リーダーシップ兼人事責任者に就任します。アンジェラはこれまで、アクセンチュアの人材戦略や、アクセンチュアのデータ・AI人材を3年間で倍増させるためのスキルアップや採用などの人材開発や、最適な研修プログラムの開発に携わってきました。アンジェラは、人材開発、人材パフォーマンスと管理、従業員体験の向上、役員報酬含めた報酬に関する知見、組織心理学、行動経済学など、人事に関する幅広く深い専門知識を有しています。
カーティク・ナライン(Karthik Narain): 2015年にアクセンチュアに入社し、2023年にアクセンチュアテテクノロジーの最高責任者に就任しました。これまで、アクセンチュア・クラウド・ファースト、データ&AIの統括を務めたほか、通信・メディア・テクノロジー産業と北米のテクノロジー部門を率いてきました。25年以上のキャリアの中で、金融サービス、ハイテク、ソフトウェア、プラットフォームなど、幅広い業界分野で数多くの戦略的かつ革新的なプログラムを主導してきました。
バスカー・ゴーシュ(Bhaskar Ghosh): バスカーは、2020年からアクセンチュアの最高戦略責任者を務め、ベンチャー企業の買収を含むアクセンチュアの戦略と投資を統括し、成長に向けた投資戦略、業績、組織の有効性など、重要な分野のアドバイザーを務めてきました。それ以前は、アクセンチュア テクノロジーのグループの最高責任者として、戦略と投資を指揮し、プラットフォーム、製品、グローバル・テクノロジーの運用を主導しました。
【今回の経営刷新について】
今回の経営体制刷新は、AI時代のグローバル競争に対応する「成長と継承の両立」モデルの象徴といえます。
・「日本発グローバル経営」の確立
江川・関戸両氏のアジア統括就任は、日本の人材がグローバル中枢で戦略を描く時代の到来を象徴。今後のアジア戦略は“日本流の現場主導×グローバルスケール”が鍵となります。
・生成AI・エージェントAIを前提とした“新しい技術統治体制”
CTOとCSIOが並立する体制は、AI時代のテクノロジーが“ツール”から“経営基盤”へと変わったことを明示しています。
・“人的資本経営”の徹底的強化
CHRO人事に見られるように、アクセンチュアは人材戦略を経営戦略の中心に据えており、「リーダーを育てる企業」から「リーダーが育つ企業」へと進化を遂げようとしています。
世界規模でのリーダー刷新は、変化の激しい市場環境においても“持続的変革”を可能にする鍵であり、他企業にも応用可能な人事戦略のモデルとなるでしょう。
2024年 6月13日
アクセンチュアWebサイト https://newsroom.accenture.jp/jp/news/2024/release-20241009
アクセンチュア(戦略グループ)に関するニュースをお伝えします。どう動いているのかをWatchすることで、今後の動きを展望することができるはずです。 アクセンチュア(戦略グループ)関連ニュース
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