総合コンサル 転職体験談

名前：TSさん（仮名）
年齢：27歳
学歴：有名国立大学
職歴：日系大手SIer → 日系総合ファーム(ITコンサルタント：クラウド領域)

▼転職のきっかけ
前職のSierでは、要件を実現させるためのHowのプロセスが中心であり、ITを手段としてビジネスで何を実現したいのか、そのためにどのような課題を解決する必要があるのかといったWhy/Whatのプロセスに焦点が当たりにくい環境でした。　当時、多くのPJを担当する中で幅広い実装フェーズ・技術を経験し、実績も積むことができていたため、このタイミングで自分の経験・スキルを活かしてステップアップし、よりクライアントのビジネスに貢献できるようになりたいと思ったことが転職のきっかけになります。

▼ムービンを選んだ理由
当初、コンサル専門のエージェントに絞り、複数社に面談させていただきました。他社のエージェント様は転職活動の段取りや表面的なアドバイスに終始するような印象でしたが、ムービンの担当の方との面談では転職活動の動機や今後のビジョンを深掘り・共感していただく中で、志願者に寄り添った姿勢を強く感じることができました。また、担当の方自身がコンサル経験をお持ちである点、業界に広くコネクションをお持ちで最新動向を得ることができる点も考慮し、今回の転職活動では担当の方と二人三脚で進める判断をさせていただきました。

▼準備・対策
実践を通じて、面接内のやり取りや思考の「型」を身に着け、面接通過の再現性を上げることを重視しておりました。全体の流れをご参考までに紹介します。

【職務経歴書の作成】
まずはムービンのフォーマットでたたきを作成しました。添削のご指摘を踏まえ、やったことを羅列するのではなく、面接官がぱっと見でコンサルとしての素質を見出せるような内容・書き方に修正しました。

【面接対策】
百聞は一見に如かずということで、まずは担当の方に簡単なビヘイビアの模擬面接を実施いただきました。受け答えのスピードが丁寧すぎる、声が小さいといった点から、回答がコンサルで求められる内容になっていないといった点までご指摘いただき、それを踏まえて想定質問に対する回答を準備するようにしました。
ケース面接は対策本を読んで学習していたので、1回模擬面接をして十分できていると言っていただけました。いきなりできるものではないので、普段からスピードに意識して実践の量を増やしておくことで、質を高めることができると思います。
準備ができたら早速実践ということで、志望度の低い企業から順に面接を進めていきました。面接官に受けがいい答え方などを積み上げ、最終的に志望度の高い企業の面接では自信を持って挑むことができました。この企業・面接官に対しては、こういったコミュニケーションスタイル・ビジョンや得意なことの見せ方がいいだろうと仮説を立てること、柔軟に論理を組み立てられるように話の引き出しを構造化して準備しておくことが大事だと思います。

▼苦労したこと
多くの企業を受けていたため、社数が多く転職活動期間も長くなり、前職の業務と並行しつつモチベーションを維持するのが大変でした。しかし、担当の方が細かく電話でコミュニケーションを取って励ましてくれたおかげで前向きに望むことができました。先方企業との調整を非常にスムーズに対応いただき、私の負担を最小限にしていただいた点も大きかったと思います。
逆に応募企業が少なかった場合、最終的に第一志望企業での面接が慣れないまま臨むことになっていたので、大変でしたが良かった部分でもあります。
あとは、全体を通じて自信がつかない点も苦労しました。面接は通過しても、本当に現場に入って自分がバリューを出せるのかといった不安は常にあり判断を鈍らせる場面もありましたが、多くのコンサルタントを見てきた担当の方が励ましてくれたおかげで、不安を前に進むモチベーションに変えることができました。

▼内定受諾後、入社までの過ごし方
入社後、コンサルとしてスムーズに立ち上がることができるよう、思考・資料作成のフレームワークはしっかり準備するつもりです。
また、なかなか長期休暇を取ることもないので、海外旅行に行ってリフレッシュしようと思います！

▼ムービンを利用した感想
転職活動を通じて、志願者を第一に考え寄り添う姿勢は強く感じました。セオリー通りに進めるのではなく、志願者の長期的なキャリアビジョンを一緒に考え、人柄や性格も考慮して、当人に合う会社・ポジションを模索いただきました。
今後のもキャリアの節目でまた相談させていただきたいと思います。この度は本当にありがとうございました！