総合ファーム 転職体験談

名前：K.Tさん（仮名）
年齢：33歳
学歴：有名私立大学
職歴：大手人材サービス → 大手総合ファーム(DX: デジタル・トランスフォーメーション)

WEB系事業会社のエンジニア組織で、PMやEMに近い業務に携わっていました。プロジェクトマネジメントや問題解決にやりがいを感じていましたが、より大きなプロジェクト、より複雑な課題に挑戦し、社会に大きなインパクトを与えたいという思いが強まりました。

そこで、大規模プロジェクトを扱うPMやコンサルタント職に絞って転職活動を開始しました。しかし、コンサルティング業界も大規模プロジェクトの経験もなかったため、自分の市場価値や適切な企業の選定に不安がありました。そのため、専門家のアドバイスを受けながら転職活動を進めることを決意しました。

最初に大手エージェントを利用しましたが、自分に合ったサービスではありませんでした。私の希望としては、様々な職種や業界を比較検討し、進むべき方向性を定めた上で、専門のエージェントを紹介してほしかったのですが、当時の私はまだ将来の方向性に迷っていたため、ミスマッチを感じました。

そこで、コンサルタント専門のエージェントを探し、実績No.1を掲げるムービンさんと出会いました。初回面談で、まだ方向性が定まっていないことを正直に伝えましたが、親身に相談に乗っていただき、コンサルティング業界について丁寧に説明を受け、最終的にコンサル業界に絞って転職活動を進めることができました。

選考開始前に、ムービンさんから面接で想定される質問リストを共有いただき、回答の壁打ちトレーニングを行いました。コンサルティング業界では特に、貢献意欲と論理的思考力が重視されるとのことで、当初作成した回答のほとんどは修正が必要でした。

ムービンさんのサポートにより、私の志望と経歴に適した企業を選定してもらい、選考難易度が徐々に上がるように面接日程を調整してもらいました。面接を重ねる中で、コンサルタントの面接で問われる内容や業界の実態への理解が深まり、準備していた回答もブラッシュアップを繰り返しました。第一志望も何度か変更しながら、選考が順調に進む企業がある一方で、残念ながら選考通過に至らない企業もありました。

並行してコンサルティング業界のリサーチとケース面接対策を進めていましたが、どちらも苦労しました。業界や各企業の理解を深めるために、書籍、YouTubeチャンネル、ネット記事などを活用しましたが、実態を掴むのが難しく、企業間の違いを明確に理解するまでに約1ヶ月を要しました。正直なところ、転職活動を終了した今でも、それらの違いを明確に説明するのは難しいと感じています。

ケース面接も初めての経験でした。対策として、参考書を読んだり、東大生のケース問題集を繰り返し解いたりしましたが、面接でうまく回答できないことも多く、最後まで自信を持って得意と言えるレベルには到達できませんでした。

現職の業務に加え、出産したばかりの子供の育児をしながら、早朝や隙間時間を活用して転職準備を進める日々は大変でした。それでも、選考が少しずつ進む喜びや、この生活に慣れ、入社後の活躍を夢見て、楽しみながら転職活動を続けることができました。

転職活動は大変でしたが、最終的には非常に満足のいく結果となりました。コンサルティング業界未経験だったため、当初は中堅企業で経験を積んでから大手企業を目指すことを考えていました。しかし、最終的には大手総合コンサルティングファームから内定をいただき、自分の能力を高く評価していただけたことを大変嬉しく思っています。

このような成果を達成できたのは、ムービンさんの継続的なサポートのおかげです。戦略的な面接スケジュールの調整や、疑問や不安に対する迅速な対応など、自分一人では成し得なかったサポートに深く感謝しています。