コンサル業界のMBBとは?各社の魅力・特徴を徹底比較!- コンサル業界転職特集記事 -
MBBとはグローバルトップの外資戦略コンサルティングファームである、マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)、ボストン コンサルティング グループ(Boston Consulting Group、通称BCG)、ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)の3社を指す総称です。
いずれもグローバル規模で企業・官公庁の経営課題を解決し、業界変革を牽引してきた実績を有しており、その影響力とブランド力は圧倒的です。
採用においても目線が高く、書類・通常面接(ビヘイビア面接)、ケース面接を通して、コンサルタントに必要な論理的思考力・コミュニケーション能力を徹底的に見られます。そのため転職難易度は高く、合格率は1%未満とも言われています。
ここではコンサル業界への転職支援実績No.1を誇る転職エージェントが、各社の魅力・特徴・選考対策方法をご紹介します。書類作成からケース面接対策まで転職を徹底サポートしているのでMBBを含めコンサル業界に興味をお持ちの方は是非お気軽にご相談ください。
MBB各社の特徴・魅力
企業 | 概要 |
 | マッキンゼー アンド カンパニー(McK) グローバルトップの外資戦略コンサルファーム。科学的かつ論理的な問題解決の方法論を経営コンサルティングの世界で初めて明確な形で確立。「現在の経営コンサルティング業界の父」と称される。 |
 | ボストンコンサルティンググループ(BCG) グローバルトップの外資戦略コンサルファーム。日本市場にいち早く注目し、ボストンに次ぐ2番目の拠点として東京進出したこともあり、日本では外資戦略コンサルの中で最も規模が大きく影響力も大きい。 |
 | ベイン アンド カンパニー(Bain) グローバルトップの外資戦略コンサルファーム。「結果主義」を標榜しインパクトの大きい企業変革のパイオニア。プライベート・エクイティ等と組んで仕事をすることも多く、グローバルで最もファンドの案件が多いファームとしても有名。 |
マッキンゼー アンド カンパニー(McK)
会社概要・魅力
グローバルリーダーの育成を使命とするグローバルトップファーム。
1926年にシカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーによって設立。1933年にマービン・バウアーが入社し、バウアーがニューヨークオフィスを率いて色々な経緯ののち、1947年に現在のマッキンゼー・アンド・カンパニーになる。
バウアーは、マッキンゼーの成長を長期にわたってリードし、ファクトベースの分析的アプローチによる科学的・論理的な問題解決の方法論を確立したことで、「現在の経営コンサルティング業界の父」とも称されています。
日本支社は1971年に設立。1972年に入社した大前研一が1975年に出版した「企業参謀 戦略的思考とはなにか」は、日本における経営コンサルティングの礎を築いた書籍といえる(50年近く経った今でもロングセラー)。
日本へのローカライズを遂げ、グローバル化のプロセスにおいて他ファームに数歩先行するファームと言える。経営コンセプト等、日本からの情報発信も積極的に行っている。2006年7月にエアン・ショー氏の日本支社長就任以来一段とその傾向が強まった。
クライアントに常に最高水準の支援を提供することを掲げていることから、時代と共にクライアントのニースに合わせてサービス内容を拭げており、従来のジェネラルな経営コンサルティングを手掛けるインテグレイティプに加えて、デジタルやアクセラレート(実行支援)、オペレーション(サプライチェーン・マニュファクチャリングなど)、RTS(企業変革・事業再生)、クオンタムブラック(データサイエンティスト)、リープ(新規事業立案)などの多岐にわたるサービスラインを有する。
また、グローバルで真の「One Firm(ひとつのファーム)」として運営されているのが特徴で、各国のコンサルタントが国をまたいでプロジェクトにアサインされたり、社内のナレッジ(英語で管理されている)を有効活用する観点から、英語が社内公用語となっている(応募時の必要書類も英文レジュメのみ)。
社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー |
URL | mckinsey.com/jp/ |
設立 | 1926年(日本オフィス設立は1971年) |
国内本社所在地 | 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山 森タワー |
本国 | 中央オフィスなし(アメリカ シカゴで設立) ※グローバルで「One Firm」として運営されているのが特徴。世界中に90以上の拠点を持ち、それぞれの地域特有の特徴を維持しながら、文化や国籍に関係なく活動している。 |
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選考を突破するためには?採用で見られるポイント
ポテンシャル採用が実施されており、前職の業界・業種に関わらず応募することができますが、コンサル適性として「論理的思考力」「コミュニケーション能力」が求められます。さらにグローバルリーダーとして活躍できるかどうか、リーダーシップの面も見られます。
加えてビジネスレベルの英語力が求められます。同社Webサイトにも「ビジネスレベルの英語会話力があること」としっかりと明記してあります。実際のコンサルティング業務でも比較的にグローバルで英語を使い、ビヘイビア(通常面接)、ケース面接、筆記試験すべてが英語が行われますので必須と言えるでしょう。
ただこれまで弊社ムービンの転職支援で「ある程度ヒアリングが出来る」というレベル感でもオファーに至った方もいらっしゃるため、英語素養は必要ですが面接突破を考えた際には日常会話レベルであれば選考対策時に英語を復習すればボーダーラインギリギリといった感触かと思います。(個人差はあるためビジネスレベルがベターですが)
また経験については、企画系業務が望まれますが、法人営業の方でもオファーになっていますので、上記でご紹介した「論理的思考力」「コミュニケーション能力」といったコンサル適性があれば、経験業界・業種関係なく可能性があります。
同社のWebサイトでも以下のように掲載されています。
・学業分野において卓越した結果を残し、積極的な課外活動などの経験があること
・現・前職務において、求められる成果を達成し、高い評価を得ていること
・ビジネスレベルの英語会話力があること
マッキンゼー Webサイト引用
転職成功事例・体験談
内定率1%未満と言われる外資戦略ファームですが、弊社転職エージェント「ムービン」ではこれまで100名上のマッキンゼーへの転職支援実績がございます。
転職成功事例を一部抜粋してご紹介しますので前職・年齢など参考になれば幸いです。
年齢・性別 | 前職 | 学歴 | → | 転職先 |
T.Nさん(23歳)女性 | メガバンク | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
M.Hさん(29歳)女性 | 総合商社 | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
N.Hさん(34歳)男性 | 医師 | 有名私立大卒 | → | マッキンゼー |
K.Wさん(29歳)男性 | 中央省庁 | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
I.Dさん(27歳)女性 | メディア | 有名私立大卒 | → | マッキンゼー |
H.Hさん(32歳)男性 | 外資系消費財メーカー | 有名私立大卒 | → | マッキンゼー |
A.Nさん(28歳)男性 | 独立行政法人 | 有名私立大卒 | → | マッキンゼー |
H.Nさん(32歳)男性 | 製薬企業 | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
R.Tさん(27歳)男性 | 生命保険会社 | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
D.Iさん(27歳)男性 | 素材メーカー | 国立大卒 | → | マッキンゼー |
マッキンゼーでは広告、金融、ヘルスケア、官公庁など様々なバックグラウンドを持った方がマッキンゼーへ転職しています。
コンサル未経験からも挑戦できますので論理的思考能力やコミュニケーション能力を身に付けて選考に臨みましょう。

【徹底解説】マッキンゼーへの転職方法は? マッキンゼーへの転職支援実績No.1!これまで100名以上をマッキンゼーへと転職支援してきたエージェントが書類・面接・ケースまで選考対策を一挙公開!転職後のリアルな年収や残業時間・働き方、どんな方が転職しているのか、現役コンサルタントへのインタビューなど、盛りだくさんの内容となっています。知名度・転職難易度ともにトップクラスのマッキンゼーへ転職したい方はぜひご一読ください。
ボストン コンサルティング グループ(BCG)

会社概要・魅力
1963年にアーサー・ディ・リトルから独立したブルース・ヘンダーソンや、後に初代日本支社代表も務めたジェイムズ・アベグレンらによって設立された経営戦略コンサルティングファーム。
今では「経営戦略」という言葉は当たり前になっているが、初めて「戦略」という概念を経営に導入したのがBCG。また、「経験曲線」や「プロダクト・ポートフォリオ・マトリクス(PPM)」、「タイムベース競争」などの画期的なアイデアを開発したのもBCG。競合企業に対する「差別化」「優位性」の必要性をいち早く提唱し、「insight(洞察)」「Impact(インパクト)」「Trust(信頼)」のサイクルを付加価値の源泉として捉え、重視している。
いち早く日本市場に着目し東京オフィスは1966年にボストンに次ぐ2番目のオフィスとして設立。また、東京オフィス以外にも、名古屋・大阪・京都・福岡にオフィスを構えており、グローバルファームでありながらしっかりと日本に根差したファームといえる。その結果、日本において最も規模が大きい経営戦略コンサルティングファームとなっており、業界・テーマを広くカバーしている。
コンサルタントが多いということは≒案件数が多い、幅が広い、ということで日本全体に対する影響力、プレゼンスも大きい。 デジタルへの取り組みも積極的で、BCG Digital Ventures、Platinion、Gammaなどの専門の組織を立ち上げ、これまでの「戦略コンサルタント」採用だけでなく、アナリティクス、エンジニア、デザイナーを採用して自らプロダクトを作ったり、開発まで行っている。 最近の動向においては、アフターコロナにおいて、今後どのように不確実な状況に対応していけばいいのか、そのような場合での経営戦略案件が多く、トレンドキーワードとして脱炭素・カーボンニュートラルのプロジェクトテーマも多い。
同社を経て、経営者、大学教授等に転じた著名人も多く人材輩出ファームとしても有名。
社名 | ボストン コンサルティング グループ合同会社 |
URL | bcg.com/ja-jp/ |
設立 | 1963年(日本オフィス設立は1966年) |
国内本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー25階 |
本国 | ボストン(アメリカ) |
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選考を突破するためには?採用で見られるポイント
ポテンシャル採用が実施されており、前職の業界・業種に関わらず応募することができますが、コンサル適性として「論理的思考力」「コミュニケーション能力」が求められます。またこれまでの業務経験から、どのような成果を上げたのか、どのようなリーダーシップを発揮したのかも見られます。
選考プロセスは書類選考、筆記試験、複数回の面接、ケーススタディ、など複数の選考ステップで構成され、論理的思考力、問題解決能力、分析力、コミュニケーション能力などが厳しく評価されます。各プロセスを通過するためには、徹底した面接準備が必要になります。
BCGの現役コンサルタントの方に求める人物像についてお話を伺ってきましたので一部抜粋してご紹介します。
まず「志向」が非常に大事で、「何をやりたいのか」という考えを明確に持っているということが大事だと思います。やはり我々と一緒に社会に何かしらのインパクトを与えていくという熱意を持てる人ですね。
あとは「成長意欲」ですね。この2つは非常に大事だと思います。
「能力」については、「ロジカルな思考力」と「コミュニケーション力」、それからロジカルなだけではなくて物事を突き詰めて考えられるパーシステンシー(Persistency)も大事かと思います。コンサルタントは本当にずっと考え続ける仕事ですからね、そう言ったタフネスも重要。
それからあとは「英語力」。採用要件にはしていませんが、でも英語が出来ないと活躍の幅が狭まってしまいますので、英語は出来た方がもちろん良いですね。
もう1点、人材像について、「自己認識がしっかりとできていること」は大事だと思っています。前述のとおり、BCGもコンサルタント個々人も成長し続けなければいけないので、成長するためには、現時点で自分がどの位置にいて、何が出来て何が出来てないかということを客観的に把握できなければならない。この自己認識にズレがあると、周囲から色々と指摘を受けても自己成長につながりにくくなってしまうので、このポイントは大事だと思います。
ボストン コンサルティング グループ(BCG) スペシャルインタビュー
転職成功事例・体験談
内定率1%未満と言われる外資戦略ファームですが、弊社転職エージェント「ムービン」ではこれまで300名上のBCGへの転職支援実績がございます。
転職成功事例を一部抜粋してご紹介しますので前職・年齢など参考になれば幸いです。
年齢・性別 | 前職 | 学歴 | → | 転職先 |
S.Yさん(33歳)男性 | 鉄道会社 | 国立大卒 | → | BCG |
K.Mさん(28歳)男性 | 総合商社 | 国立大卒 | → | BCG |
Y.Hさん(29歳)男性 | 総合IT企業 | 有名私立大卒 | → | BCG |
K.Tさん(26歳)男性 | 総合広告代理店 | 国立大卒 | → | BCG |
S.Oさん(27歳)女性 | メガバンク | 有名私立大卒 | → | BCG |
M.Yさん(24歳)男性 | 会計士 | 有名私立大卒 | → | BCG |
A.Yさん(24歳)男性 | 精密機器メーカー | 国立大卒 | → | BCG |
M.Oさん(27歳)女性 | 証券会社 | 国立大卒 | → | BCG |
K.Fさん(27歳)男性 | 印刷会社 | 国立大卒 | → | BCG |
H.Hさん(35歳)男性 | 自動車メーカー | 有名私立大卒 | → | BCG |
転職支援事例を見ても商社、メーカー、広告、金融、ヘルスケア、官公庁、鉄道会社など様々なバックグラウンドを持った方がBCGへ転職しています。
コンサル未経験からも挑戦できますので論理的思考能力やコミュニケーション能力を身に付けて選考に臨みましょう。

【徹底解説】BCGへの転職方法は? BCGへの転職支援実績No.1!これまで300名以上をBCGへと転職支援してきたエージェントが書類・面接・ケースまで選考対策を一挙公開!転職後のリアルな年収や残業時間・働き方、どんな方が転職しているのか、現役コンサルタントへのインタビューなど、盛りだくさんの内容となっています。知名度・転職難易度ともにトップクラスのBCGへ転職したい方はぜひご一読ください。
ベイン アンド カンパニー(Bain)

会社概要・魅力
「結果重視」主義、少数精鋭を貫くグローバルトップファーム。
1973年にボストン コンサルティング グループから独立したビル・ベインらによって設立。経営戦略の立案・提言だけで終わるのではなく、経営層が最適な意思決定を行い、実行し、継続的な利益といった具体的に目に見える結果を実現するところまで支援する「結果重視」主義を標榜したのは、ベインが当時のコンサルティング業界にもたらした大きなイノベーション。
「コンサルタントがクライアントにお届けするのは単なるレポートではなく、『結果』である。」の原則のもと、クライアントが不確かな未来の中、競争に勝てるよう、カスタマイズされた戦略を策定し、クライアントと共に、提言を具体的な行動に落とし込んでいる。また、社風を体現するものとして「True North」(真北)という言葉がよくつかわれる。針が少し東に傾いて見えるTrue Northとは磁北ではなく真北、風説や思い込みによる一見正しい答えや、単に理論的に正しいが実行不可能な答えではなく、企業と社会の最大価値を追求した本当の答えを提供したい、というベインのコンサルティングにおける信念であり、カルチャーにもなっている。
海外オフィスとの連携が多く、海外プロジェクトへのアサインや海外オフィスへのトランスファー制度などが充実している。東京オフィスに来るグローバルメンバーも多く、グローバル・ワンチームで活動している。プロボノ活動にも力を入れており、これまで多くのNPO・NGOなどの非営利団体に無償でコンサルティングを提供している。またプライベート・エクイティ等と組んで仕事をすることも多く、グローバルで最もファンドの案件が多いファームとしても有名。
社名 | ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド |
URL | bain.com/ja/ |
設立 | 1973年(日本オフィスは1982年設立) |
国内本社所在地 | 東京都港区赤坂9‐7‐1 ミッドタウン・タワー37階 |
本国 | ボストン(アメリカ) |
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選考を突破するためには?採用で見られるポイント
ポテンシャル採用が実施されており、前職の業界・業種に関わらず応募することができますが、コンサル適性として「論理的思考力」「コミュニケーション能力」が求められます。またこれまでの業務経験から、どのような成果を上げたのか、どのようなリーダーシップを発揮したのかも見られます。
英語に関しては必須ではありませんが、グローバルプロジェクトを多数取り扱っているため、入社後にでも英語力を鍛えればそれだけキャリアの幅が広がるでしょう。
ベインの現役コンサルタントの方に求める人物像についてお話を伺ってきましたので一部抜粋してご紹介します。
私たちは3つのスキルを持ち合わせている人材を求めています。
1つ目は「統合型思考」です。戦略・運用・組織、各ステークホルダーを横断して考える思考能力です。
2つ目は、「IQとEQ両方を持ち合わせているかどうか」、ということです。分析力や専門分野の深い知識といったベースとなるIQに加え、顧客を理解し、密接な関係をつくる力です。クライアントの共感を引き出し、誠実さを持ってクライアントやチームのために貢献できないと、クライアントの組織に変化を促すことはできません。
3つ目は「チーム力」です。1+1+1を3でなく、5にできるようなチーム力です。コンサルティングワークは、クライアントを含めたチームで行います。そのメンバーの一員として力を発揮できる方をベインは求めています。 そこで自分がするべきことを的確かつ能動的に見つけて役割を果たせる人、信念をもって行動し、意見を発信できる人、周囲から謙虚に学ぶ一方で周囲にインスピレーションを与え、困っている人を積極的にサポートできる前向きな姿勢をお持ちの方に、是非来ていただきたいと思っています。
ベイン・アンド・カンパニー スペシャルインタビュー
転職成功事例・体験談
内定率1%未満と言われる外資戦略ファームですが、弊社転職エージェント「ムービン」ではこれまで100名上のベインへの転職支援実績がございます。
転職成功事例を一部抜粋してご紹介しますので前職・年齢など参考になれば幸いです。
年齢・性別 | 前職 | 学歴 | → | 転職先 |
I.Uさん(26歳)男性 | 総合商社 | 国立大卒 | → | ベイン |
H.Sさん(25歳)男性 | 中央省庁 | 有名私立大卒 | → | ベイン |
K.Oさん(27歳)男性 | 通信会社 | 有名私立大卒 | → | ベイン |
T.Wさん(28歳)女性 | 消費財メーカー | 国立大卒 | → | ベイン |
K.Hさん(29歳)男性 | ヘルスケアメガベンチャー | 国立大卒 | → | ベイン |
S.Uさん(27歳)男性 | ゼネコン | 国立大卒 | → | ベイン |
H.Nさん(30歳)男性 | 飲料メーカー | 有名私立大卒 | → | ベイン |
Y.Yさん(31歳)男性 | 独立行政法人 | 有名私立大卒 | → | ベイン |
K.Nさん(28歳)女性 | SaaS系ベンチャー | 国立大卒 | → | ベイン |
H.Tさん(25歳)男性 | 素材メーカー | 有名私立大卒 | → | ベイン |
転職支援事例を見ても商社、メーカー、広告、金融、ヘルスケア、官公庁、鉄道会社など様々なバックグラウンドを持った方がベインへ転職しています。
コンサル未経験からも挑戦できますので論理的思考能力やコミュニケーション能力を身に付けて選考に臨みましょう。

【徹底解説】ベインへの転職方法は? ベインへの転職支援実績No.1!これまで100名以上をベインへと転職支援してきたエージェントが書類・面接・ケースまで選考対策を一挙公開!転職後のリアルな年収や残業時間・働き方、どんな方が転職しているのか、現役コンサルタントへのインタビューなど、盛りだくさんの内容となっています。知名度・転職難易度ともにトップクラスのベインへ転職したい方はぜひご一読ください。
なぜMBBがコンサルTOP3と言われているのか?
MBBが「コンサルティング業界のトップ3」とされる理由は、その圧倒的な実績と影響力にあります。
いずれのファームも、グローバルかつ国内の大企業に対して、経営戦略、M&A、デジタル変革など企業の中核に関わる高度なコンサルティングを提供しており、経営者層からの信頼も厚い存在です。中でも、クライアントの多くは日本を代表するトップ企業や官公庁であり、国の産業構造や経済政策にも関与するレベルの支援を担っています。
また、採用や人材育成においても厳格かつ体系的で、世界中から優秀な人材が集まり、実力主義の中で圧倒的なスピードで成長できる環境が整備されています。このように、プロジェクトの規模、クライアント層、グローバル展開、人材の質と育成力の全てにおいて優れている点が、MBBがトップ3と評される所以です。
なぜMBBが選ばれるのか?
なぜMBBはクライアントからコンサルティングを依頼されるのでしょうか?
その理由を一部抜粋してご紹介します
圧倒的な課題解決力と構造化スキル
MBBが企業から高く評価される最大の理由は、複雑な経営課題を本質から捉え、構造的に整理し、戦略へと落とし込む力にあります。たとえば、新規事業の立ち上げや全社の収益構造改革、グローバル展開といった難易度の高いテーマにおいても、事実に基づいた分析と仮説思考により、極めて短期間でクリティカルな論点を抽出します。また、経営陣と対等に議論できるロジカルなアプローチを通じて、意思決定を支援する点が特徴です。MBBは実行支援よりも、戦略構想・意思決定支援といった「上流フェーズ」において圧倒的な強みを発揮するファームです。これにより、クライアントの中長期の成長戦略に大きなインパクトを与える存在となっています。
ただ、現在は提案するだけでなく、クライアントの中に入り込んで戦略の実行面までサポートする泥臭い側面も増えています。 また、ここ数十年の間に戦略ファーム自身が、時々刻々と変わる“クライアントの求めること=マネジメントが抱える様々な経営課題の解決”を通じて自分自身を成長させ、戦略・組織・財務・IT等々といった個別論点を超えて対応できる力を身につけ、いわゆる「戦略コンサルティング」という領域を飛び越えながらも、戦略コンサルティングをベースとした様々なコンサルティングを手掛けています。
例えば、マッキンゼー・デジタルや、Digital BCGなど業務・ITやデジタル領域への進出が進んでいます。
世界規模のナレッジと組織力
MBB各社は、世界100カ国以上に展開するオフィスとグローバル人材ネットワークを保有しており、その情報力と分析力のスケールは他ファームの追随を許しません。たとえば、マッキンゼーの「One Firm」体制では、世界中の専門家とリアルタイムで知見を共有し、最先端の業界事例や技術動向をもとに提案が可能です。クライアントは国内外問わず最適なインサイトを享受でき、グローバル競争下においても競争優位を築くことができます。こうした“世界標準の知見を日本企業の意思決定に直結させる力”が、MBBの最大の武器と言えるでしょう。
結果にこだわる支援姿勢
MBBは“机上の空論”ではなく、成果につながる実行支援に強みを持っています。ベイン・アンド・カンパニーが代表的ですが、MBB各社は「クライアントの成功なくして我々の成功はない」という姿勢を徹底しており、成果にコミットする報酬体系を採用していることも珍しくありません。この実行フェーズまで伴走するスタンスにより、単発のプロジェクトではなく、中長期的なパートナーとして選ばれるケースが多くあります。特に経営変革やM&Aの現場においては、戦略だけでなく着地まで一貫して任せられる点が、高く評価される要因となっています。
以下ベイン・アンド・カンパニーのインタビューからコンサルの特徴を一部抜粋してご紹介します。
日本の大企業の抜本的企業価値向上に貢献する案件のご依頼が多く、M&A関連のケースやテクノロジー、情報通信関係やコンシューマー関係のプロジェクトを数多く手がけています。
複数のコンサルティングファームを起用されているあるクライアントが仰っていたのですが、「答えが大体分かっている時はベインさんには頼みません。しかし、本当に答えが分からない時はベイン・アンド・カンパニーを使います。」と。つまり「外部の専門家による"お墨付き"が欲しい」、という時ではなく、本当に課題だと思っていらっしゃる時に我々を使って頂くということかなと思います。
私たちが起用されるとき、クライアントからは何か見たこともないような新しいことを言ってくれると期待されていることがあります。実際に、私たちの分析結果やご提言がユニークで大胆だとご評価いただくことがありますが、実は多くの場合は、何か突拍子もない奇抜なアイデアを出している訳ではありません。
お客様はほとんどの場合、やらなければならないことは大体何となく分かっているけれども実行できていなかったり、実行できても徹底度が足りず結果が出ていなかったりされます。
そうした時に本当に必要なのは、見た目は地味かもしれませんがクライアントごとに確実に結果につながる実行プランを、きちんと実行できるレベルにまで落とし込んで出させて頂くという、地に足がついたご支援です。
ただこれが行き過ぎると、経営のアウトソーシングになってしまいます。私たちが行っていることは、「実行して結果を出すところまで全部やらせて下さい」、「必要なサーバやシステムなども提供します」、というような話ではありません。
ここは非常に線引きが難しいのですが、私たちはあくまでアドバイザリーでありアウトソーシング先ではありません。 ベインはあくまでアドバイザリーとして、お客様に価値を提供できるプロフェッショナルとして居続けています。
ただ、アドバイザリーでありながらも、クライアントが持続的に実行できるレベルまで落とし込んだアウトプットを提供しています。そうすることで「真の結果」を出せるのです。
例えば、戦略やM&Aのプロジェクトでは、ただ資料を作成して戦略の絵を描いて、「ここはやめましょう」とか、「ここはもっと何とかしましょう」とか言うだけではなく、やめるというのはどうするのか?畳むのか、売るのか、売るならいつまでに誰にどうやって売るのか、何とかするというのはどうするのか?もっと資金を事業に投資するならどこにどれくらい使うのか、買収するなら具体的にどの企業を買収するのか、誰がやるのか、というような実行できるレベルまで落とし込んだアウトプットを提供します。
ベイン・アンド・カンパニー スペシャルインタビュー
MBBと他コンサルの違い
MBBの他にもコンサル業界には様々な総称があり、例えば総合系コンサルのBIG4などが挙げられます。
世界最大級のコンサルティングファームであるアクセンチュアも総合系コンサルに含まれます。
簡単にいうと戦略コンサルと総合系コンサルの違いは、その「仕事の内容」と「関わるフェーズ」にあります。MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)に代表される戦略コンサルは、経営者や役員と直接対話し、「今後どの事業に注力すべきか」「どの市場に参入すべきか」といった会社の未来を左右する“超上流”の経営戦略を立てるのが主な仕事です。扱うテーマは新規事業、グローバル展開、M&Aなど多岐にわたり、プロジェクトの影響範囲は企業全体に及びます。
一方、BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュアといった総合系コンサルは、戦略にとどまらず業務改善やIT導入、人事制度改革、リスクマネジメントなど幅広いテーマを扱います。クライアントの課題に一貫して対応することが特徴で、戦略立案から実行支援、システム構築までをトータルで担うケースも多く見られます。たとえば、ある会社のDX(デジタル変革)を支援する場合、MBBが「どう変えるか」を考え、総合系コンサルが「どう実行するか」まで伴走する、という分担になります。
つまり、MBB=“未来の構想”、総合系コンサル=“構想から実行まで”というイメージです。どちらが優れているというよりも、関わる役割と求められるスキルが異なるため、自分の志向やキャリア観に応じて選ぶのがポイントです。
MBBへ転職を成功させるには?
求められるスキル・経験、資格
戦略コンサルタントに求められるポイントとしては、論理的思考能力とコミュニケーション能力の二つがポイントです。
経営企画などのポジションで、全社戦略のかじ取りをした経験がなければいけない、とお思いの方もいる方もいらっしゃると思いますが、 コンサルタントの仕事は「クライアントの収益をあげること」これに尽きます。企業の経営課題を明らかにし解決することが仕事です。 経営の経験を積んだ若手は少数であること、そして自らの経営経験を売る訳ではない為、この二つが重要視される傾向にあります。
論理的思考能力
戦略コンサルタントの場合、他領域コンサルタントに比べてより論理的思考能力が求められる傾向にあります。企業の経営層の課題解決のためには、前述のとおり「自らの経営経験を売るわけではない」ので、高い論理的思考能力から企業の取り巻く環境や課題を分析し打ち手を考えていきます。
そのため戦略ファームではケース面接が行われ、例えば「業界3位の飲料メーカーのノンアルコールビールの売上を2倍にするには?」「新幹線の車内販売コーヒーの売上は?」などビジネステーマから面接官とディスカッションし、コンサル適性があるのか見極められます。
※ケース面接の注意点
ケース面接では「答え」ではなく「考え方」を見ています。
対策本やケース回答例が書かれたWebサイトも多くなりましたが、ケース面接では回答ではなく、考えに至ったプロセスや思考の柔軟さや考え抜く力など「考え方」を見られています。ケース面接では面接官とディスカッションしながらどういう風に考えているのか深堀され、あなたのロジカル力を見ることが目的なのです。正解を出すことにこだわるのではなく「コンサルタントの考え方」を身に付けるための対策が必要です。
コミュニケーション能力
戦略コンサルタントの仕事は、対クライアント企業との仕事であり、プロジェクトチームでの仕事でもあります。相手に正しく端的にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力、周囲を巻き込んで解決に導くコミュニケーション能力は必須の能力となります。
英語
マッキンゼーのみ必須となっています。ただしMBBはグローバル展開しており、海外オフィスとの協業や海外トランスファーもあるため、英語が出来たほうがこれからのキャリア形成に大きく役立つかと思います。
MBAなどの資格
特にMBA資格は必要ありません。他戦略コンサル転職方法を紹介するサイトでは優遇される、など間違った情報を掲載していますが、MBAあるからといって転職可能性が高まるわけではありません。戦略コンサルティングファームでは純粋に論理的思考能力やファームとのフィット感を見ています。
コンサルティング経験や資格は不問です経営学の学位やMBAは必須ではありません。採用時に、MBA等の有無で採用の可否が左右されることもありませんし、入社時、入社後の待遇や昇進について、有利不利になることも一切ありません。
※BCG 中途採用HP参照
対策:MBBの選考突破のポイントは?
ファームによって面接回数や、英語の有り無しは変わってきますが、概ね以下のようになります。
選考フロー
書類選考→(筆記試験)→面接2回以上(ファームによっては5,6回の場合も)
面接は基本的にビヘイビア面接(通常の質疑応答面接)とケース面接の2つのパートに分かれます。
書類選考
MBBをはじめ人気のある戦略ファームでは毎月何百人もの書類を見ています。その中で「この人会ってみたい!」と思ってもらう内容でなくてはいけません。
まず冒頭にファーストインプレッションを意識して概略・アピールする点を書きましょう「これなら会ってみたい」と思わせるよう、簡潔にアピールすることがポイントです。
そして経歴の部分ですが、自身の職務経歴を羅列するのではなく、相手の会社の価値観や、相手の会社の言語で自身のキャリアを語ることが大切で、コンサルタントに求められている「論理的思考力」があると判断できる記述にしないといけません。
例えば営業の方であれば「〇億円の売上を達成」と書くのではなく、その成果に至るまで、どんな問題があり、どのように解決して達成したのか、そのアプローチなどに重点を置き、採用側が「こういう考えができるなら、わが社でも問題解決できそうだ」と思うような書き方にしなくてはいけません。
その他資格等は応募ファームの要件に沿って記載するかしないかを決めたほうがいいでしょう。(TOEICなどは点数が低いのであれば書かない方がいいでしょう。あえてマイナス面をわざわざ言う必要はありません。)
面接対策
ファームによって回数が異なり、通常のビヘイビア面接、ケース面接の回数も異なります。
通常の面接で重要な点は「面接官の質問に答えること」。当たり前のことですが、自分のことをアピールしなくてはと先走り、言わなくてもいいことや、面接官の意図と違う話をしてしまい不採用となってしまうケースもあります。
また論理的に話すこともポイントです。問答の内容を簡潔に先に言い、その後に理由や、なぜそのように思ったのかなどの説明をするように気を付けましょう。
ケース面接
戦略コンサルティングファームの面接と言えば「ケース面接」というほど有名になっていますが、十分な対策をするべきでしょう。
そもそもケース面接とは、コンサルティングファームで実際に取り組むような課題について解決策を面接官とディスカッションしていく形式の面接です。現役のコンサルタントが面接官をやることが多く、ケース面接を通じて候補者の論理的思考力や課題に取り組む姿勢をチェックし、コンサルの現場で一緒に働いていけるかを判断しています。
ですので「特定の回答を出すこと」を求められているわけではなく「考え方」を見られており、論理的に説得力のある自分なりの結論を示すことが求められるのです。
ケース面接対策で効果的なことは日頃から物事を考えることです。面接官は対策されつくされていることを知っているので、当日の会話の内容から予想もできないような問題を出すことがあります。そのためケース面接に対して解き方や答えを覚えて挑もうとすると必ずボロが出ます。 どのような問題がでても対応できるように普段から物事を論理的に考える訓練が必要です。
転職エージェントをご活用ください
ビヘイビア・ケース面接をはじめ、選考対策では「コンサルタントの考え方」を身に付けるための対策が必要です。
ですが個人で対策をする場合や業界に特化していない転職エージェントを利用する場合、「コンサルタントの考え方」ができているかどうかを客観的に判断するのは難しいかと思います。
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