<転職のきっかけ>
顧客の財務面しかタッチできないため、物足りない気持ちをずっと持っており、コンサルを経験するとその先のキャリアの幅が広がることや、プレッシャーの大きい仕事で自分自身を成長させたいという思いから、転職を決意しました。
<転職活動の様子>
まずは応募書類の用意と筆記試験が他ファームの面接で何社かあるということで同時に準備を進めました。
幸い中途採用の場合、かなり時間のコントロールはききますので、筆記試験が確定してから、1ヵ月ぐらいかけて準備するかたちで十分だと思います。
志望動機に関しては、新卒ではなく中途ですので、いかに現職の仕事の経験と結び付けられるかがポイントです。そのため面接でも論理的に話せるよう何度も練習しましたね。笑
一番苦労したのはやはりケース対策です。
最初はエージェントさんから課題を貰い、それをWordに書いて提出して、詳細なコメントをもらいます。
一つの課題を半日かけて解いていました。これを繰り返していくと、いろいろ考え方のコツを掴むことができます。ここで学んだ考え方のコツを実際の面接を受けながら洗練させていくことになると思います。
次に新聞で面白そうな記事(または強制的に朝刊一面の記事等)をとりあげ、その背景や、将来の結果を考えてみる、ということを繰り返しました。面接でよく「最近気になったニュースは」と聞かれることもあるので、一石二鳥になります。
常に「考えること」を意識、イメージして物事を捉えるようにしていましたね。
あと私はもともと心配性だったので、ケース面接に有益(と言われている)本をひたすら読み漁りました。
これらの本は個々には非常に勉強になりましたが、「これらを読んだから受かるわけではないな」ということを確認できたこと一番の収穫かなと。笑
本に関してはメジャーなものを数冊読んでおく程度で良いと思いますが、やはり実践して考え方のコツを身に付けていく形が良いと思います。
実際の面接ではすべてがうまくいったとは言えませんが、何度も繰り返しフィードバックをエージェントさんにしてもらうと共に、家に帰ってからどう答えるべきだったのか落ち着いて考え直しすべてメモにして蓄積していきました。
そして面接前にすべてを読み直す、ということを繰り返すことで自信にも繋がり、志望動機やコンサルで何をやりたいのかが自然とブラッシュアップされたと思います。
<これからマッキンゼーへの転職を目指す方へのメッセージ>
もし差し迫った事情がないのならば、じっくり準備することをお勧めします。
先輩に話を聞いてみると半年~一年ほどかけたという人も多い業界です。特に、ケース面接はどれだけ普段からじっくり考えているかが問われますので、納得がいくまで対策をしてから本番に臨んで下さい。



































































































































































































































































































































































































































