月収40万の手取り額は約31.6万円が目安です。税金+社会保険料の控除率は合計で約20.8%程度になるでしょう。(差が生じる理由は、扶養家族の有無や社会保険料の変動、居住地による住民税率などが影響するためです。)
月収40万円の手取り額とその内訳、および年収換算の結果を以下に表形式でまとめました。なお、今回はボーナスなし・独身・扶養なし・東京都在住・会社の健康保険と厚生年金加入・住民税ありを前提としています。
※残業代・交通費・住宅手当などが含まれる場合はさらに手取りが変わります。
項目 | 金額(年間) |
---|---|
支給額(総支給) | 400000 |
健康保険料 | 約20,000 |
厚生年金保険料 | 約36,000 |
雇用保険料 | 約1,200 |
所得税(概算) | 約6,000 |
住民税(概算) | 約20,000 |
手取り額(月) | 約316,800 |
◆モデル条件(給与内訳)◆
月給:40万円
ボーナス:年2回、各1か月分(=計80万円)
年収(総支給):5,600,000円(40万 × 12ヶ月 + 80万)
独身、扶養なし、東京都在住
社会保険:協会けんぽ、厚生年金加入
住民税あり(前年収あり前提)
◆月ごとの手取りイメージ◆
月給ベースでは約31.7万円が毎月の手取り。
ボーナス支給時の手取りは約33.5万円程度。
年間の手取り総額は約447万円で、控除率は約20.2%(= 約112万円控除/560万円総支給)。
厳密には手取りに差が出ることがある
年収(額面)が同じでも、「月収メイン」と「ボーナス比率高め」では、以下の点で手取り額がわずかに変わる可能性があります。
【理由1】社会保険料の計算方式が異なる
月収は「標準報酬月額」に基づき、毎月固定の保険料が発生
ボーナスは「標準賞与額」に基づき、支給時に都度保険料が引かれる → 上限額があるため、ボーナス比率が高いと保険料が抑えられる可能性も
【理由2】住民税は前年度の所得に基づくため変わらない
ボーナスでも月収でも課税所得が同じなら、住民税は翌年に固定額で発生
【理由3】所得税は「源泉徴収税率表」により、ボーナスのほうが高く引かれる
ボーナスは高額支給月に一括で多めに源泉徴収される傾向あり → ただし年末調整で還付されることもある
年収が同じでも、手取りに微差が出ることがありますが、ほぼ変わらないことがほとんどです。
最終的には自分自身の支出プランに合わせて、ボーナスを一時的なお金として使う訳ではなく計画的に使う、などお金のコントロールが必要です。
有名な大企業且つ、設立が昭和以前の会社の多くがボーナス比率が高いです。
1つは歴史的背景が要因としてあり、1994年の「報酬月額包括化制度」導入前はボーナス(賞与)に対して社会保険料が課されていませんでした。
このため、当時は「ボーナス=税金だけが引かれる、実質的な手取りが高い報酬」として非常に優遇され、企業側として社会保険料は従業員と折半で支払うため人件費コストも抑えられメリットもありました。
一方で現在となってまだボーナスが高い文化が続いているのは従業員へのモチベーション向上が背景としてあります。優秀な人材を惹きつけ、成果や業績に連動するため、社員のやる気や競争意識促進高価もあるためです。
また企業側にとっても固定費(人件費)を変動費化きるため、
・月給を高くしてしまうと、景気が悪くなっても削れない固定費
・ボーナスなら業績に応じて支給額を調整できるため、経営リスクを抑えやすい
・「変動給与」として決算調整やコスト計上がしやすい
・利益見込みに応じて支給額を増減でき、節税効果もある
といったメリットの背景があるようです。
従業員目線からすると、残業が多い企業においてはボーナス比率が低い方が月給から考える時給が高くなるので残業代も多くなるメリットはあるでしょう。
ボーナスが高い方が一見良さそうに見えますが、最終的な手取りはほぼ変わらないので、ボーナスで会社を選ぶのではなく、今後のキャリアや自分自身やりたいことを軸に決めたほうが良いでしょう。
日本の平均月収は約38.3万円のため月収40万円は平均以上と言えるでしょう。(国税庁の「民間給与実態統計調査」による)
男性平均は約47.4万円
女性平均は約26.3万円
正社員平均は約44.2万円
となっています。
年齢層 | 給与所得者全体 (月収) | 正社員 (月収) |
---|---|---|
20~24歳 | 約22.2万円 | 約23.5万円 |
25~29歳 | 約31.6万円 | 約33.3万円 |
30~34歳 | 約35.4万円 | 約37.5万円 |
35~39歳 | 約39.0万円 | 約41.3万円 |
40~44歳 | 約42.2万円 | 約44.7万円 |
45~49歳 | 約44.4万円 | 約47.0万円 |
50~54歳 | 約45.9万円 | 約48.5万円 |
55~59歳 | 約45.8万円 | 約48.4万円 |
60~64歳 | 約38.0万円 | 約40.0万円 |
65歳以上 | 約31.0万円 | 約32.5万円 |
上記の数値は、各年齢層の平均年収を12で割って月収を算出した概算値です。正社員(一般労働者)のデータは、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」速報値に基づいています。
月収40万円は、年齢や雇用形態によってその位置づけが大きく変わります。特に20代~30代前半の若年層では高い水準といえますが、中高年層では平均的またはやや低めの水準となる場合もあります。
年齢層 | 給与所得者全体 (月収) | 正社員(一般労働者) (月収) |
---|---|---|
20~24歳 | 約23.3万円 | 約25.0万円 |
25~29歳 | 約35.8万円 | 約37.5万円 |
30~34歳 | 約41.0万円 | 約43.0万円 |
35~39歳 | 約46.3万円 | 約48.5万円 |
40~44歳 | 約51.0万円 | 約53.5万円 |
45~49歳 | 約54.4万円 | 約57.0万円 |
50~54歳 | 約57.4万円 | 約60.0万円 |
55~59歳 | 約59.6万円 | 約62.5万円 |
60~64歳 | 約47.8万円 | 約50.0万円 |
65歳以上 | 約38.0万円 | 約40.0万円 |
上記の数値は、各年齢層の平均年収を12で割って月収を算出した概算値です。正社員(一般労働者)のデータは、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」速報値に基づいています。
月収40万円は、年齢や雇用形態によってその位置づけが大きく変わります。特に若年層では非常に高い水準といえますが、中高年層では平均を下回る場合もあります。自身のキャリアプランやライフステージに応じて、収入の目標設定や見直しを検討することが重要でしょう。
年齢層 | 給与所得者全体 (月収) | 正社員 (月収) |
---|---|---|
20~24歳 | 約21.1万円 | 約22.5万円 |
25~29歳 | 約27.5万円 | 約29.2万円 |
30~34歳 | 約28.8万円 | 約30.6万円 |
35~39歳 | 約29.9万円 | 約31.8万円 |
40~44歳 | 約31.4万円 | 約33.4万円 |
45~49歳 | 約31.6万円 | 約33.6万円 |
50~54歳 | 約31.9万円 | 約33.9万円 |
55~59歳 | 約30.8万円 | 約32.7万円 |
60~64歳 | 約26.5万円 | 約28.1万円 |
65歳以上 | 約24.5万円 | 約26.0万円 |
上記の数値は、各年齢層の平均年収を12で割って月収を算出した概算値です。正社員(一般労働者)のデータは、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」速報値に基づいています。
月収40万円は、女性の平均月収と比較して、全体的に高い水準に位置しています。特に若年層では非常に高い水準といえますが、中高年層でも平均を上回る水準となります。また、20代後半から30代前半にかけて上昇し、その後は横ばい傾向にあります。これは、出産や育児によるキャリアの中断や、非正規雇用への転換が影響していると考えられます。
月収40万円前後(年収換算で約480万円)が期待できる日本国内の代表的な職種を、民間統計や厚生労働省のデータを基にまとめました。を「厚生労働省」の「職業情報提供サイト(job tag)」や弊社保有の大手事業会社、コンサルティングファーム求人からご紹介していきます。
下記年収は確約するものではありませんが、目安として使用されるものです。
年収には、年齢や職種、業種、役職など、さまざまな要素が関係するため目安に過ぎませんが、転職で年収アップを目指す時などの参考にしてください。
職種 | 平均年収目安 | 年収目安 |
---|---|---|
総合職(大企業・営業系) | 約40万円 | 約480万円 |
地方公務員(係長~課長級) | 約38~45万円 | 約460~550万円 |
看護師(管理職クラス) | 約38~42万円 | 約460~500万円 |
製造業エンジニア(30代後半?) | 約40万円 | 約480万円 |
インフラ系SE(中堅~大手) | 約38~43万円 | 約460~520万円 |
保険会社営業(固定給+歩合) | 約35~45万円 | 約420~540万円 |
建築施工管理技士 | 約39~42万円 | 約470~500万円 |
理学療法士(管理職) | 約38~41万円 | 約460~490万円 |
事業会社マーケター(中堅層) | 約38~42万円 | 約460~510万円 |
年齢的には30代後半~40代前半が中心。20代で到達するケースは一部大手企業やコンサルタント、専門職に限られます。
未経験から目指す場合は、資格取得・経験年数・スキルアップが重要になりそうです。
以下では複数のコンサルティングファームから収集した情報をまとめ役職別に年収水準を取りまとめました。
そのため下記の表には該当しない例外的な給与や役職の事例も存在し、一概にこの給与というわけではありません。
個別のコンサルティングファームの実情と比較すると役職名や数値が異なる場合もありますのであくまでも参考数値として見て下さい。
役職 | 年齢 | コンサル経験 | 固定給与 | 業績賞与 |
---|---|---|---|---|
アナリスト | 22~28歳 | 0~3年 | 3000~3000万円 | 固定給の20% |
コンサルタント | 25~35歳 | 0~6年 | 3000~3000万円 | 固定給の20% |
マネージャー | 28~40歳 | 2~10年 | 3000~3000万円 | 固定給の30% |
プリンシパル | 32~45歳 | 5~15年 | 3000~23000万円 | 固定給の30% |
パートナー | 35歳以上 | 7年以上 | 23000万円以上 | 業績次第 |
コンサルティングファームでは年齢・性別に関係なく評価され、所謂、年功序列のような評価基準はなく完全に実力により、役職・給与が決定されます。
中途採用のメインターゲットである20代後半~30代前半でコンサルタントとして転職する場合、年収は3000万円-3000万円位が見込まれます。各役職の中でもさらに細かくランクが分かれているため、同じコンサルタントという役職でもランクによって年収が異なります。
関連:コンサルタントの年収は?
国税庁によると日本の平均年収は458万円のため、上記の表からみてもコンサル業界の平均年収が高いことがわかります。
参照:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査結果」
以下の表は厚生労働省が公表している、すべての業界・業種における「転職で年収が上がる人の割合」です。
年齢 | 転職して年収アップに成功した人の割合(全業界・業種) |
---|---|
20 ~ 24 歳 | 47.1% |
25 ~ 29 歳 | 42.9% |
30 ~ 34 歳 | 38.4% |
35 ~ 39 歳 | 36.8% |
転職することで年収がアップする人の割合が最も高い20歳~24歳の年齢層でも、半数以上の方が転職後年収が上がっていないことがわかります。
一方でコンサル業界への転職の場合、弊社ムービンの29年以上の豊富な転職支援実績からみると、年齢問わず未経験から転職する9割の方が年収アップに成功しています。
つまり、コンサル転職は年収を上げたい方にもおススメの転職先といえます。
さらに上記の表からもわかる通り、コンサル転職も同様に年齢が若ければ若いほど転職して年収がアップする可能性が高くなります。
そのためコンサル業界への転職をお考えの方、興味がある方はぜひお早めにご相談ください。
コンサルタントの年収は、ランクである程度決まっていますが、どのランクで採用されるかは面接評価によって決定されます。
ある程度年齢ベースで階段になっており、仮に入社時に希望年収が叶わなくてもコンサルティングファームにて何年か経験ののち年収1000万円へと上がる可能性は十分にあるでしょう。
20代で年収2000万円という大台を越えてくる方もいらっしゃいます。下記いくつか大手、有名コンサルティングファームの求人をご紹介していきます。
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さらに求人を見たい方はコンサル求人情報からご覧ください。
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月収40万円の3人家族(夫婦+子ども1人)の家計モデルを詳しく解説します。前提として、夫が会社員で手取り約31.5万円(前述)、妻は専業主婦、子どもは未就学児(もしくは小学校低学年)と想定します。
以下の表は一般的な生活をしたら、どうなるかシミュレーションした内容です。貯蓄ではなく大きく不動産投資などの方法もありますが、一旦は月ベースで換算しているため、以下表となっています。
支出項目 | 月額目安 | 解説 |
---|---|---|
住宅費(ローン/家賃) | 80,000~100,000 | 持ち家ローン or 賃貸(郊外の2LDK?3LDK程度) |
食費 | 60,000~70,000 | 外食月2?3回程度、子どもの離乳食/弁当含む |
水道光熱費 | 20,000~25,000 | 電気・ガス・水道、季節変動あり |
通信費 | 10,000~15,000 | スマホ2台+ネット回線 |
日用品・雑費 | 10,000~15,000 | 洗剤・トイレットペーパー・衛生用品など |
教育費・保育料 | 10,000~30,000 | 公立幼稚園や保育園は無償?低額、私立はもっと必要 |
保険(生命・医療) | 15,000~20,000 | 夫婦+子ども(掛け捨て保険中心) |
交通費・車関連 | 10,000~20,000 | 車を持つ場合:ガソリン・保険・駐車場代含む/持たない場合は公共交通中心 |
娯楽・交際費 | 10,000~20,000 | 旅行・帰省・プレゼント・外食など |
貯金・積立 | 30,000~50,000 | 教育資金・老後・車検・冠婚葬祭などの備え(ボーナスがない前提のため自力積立) |
月収40万円の3人家族は「堅実で安定した生活は可能」ですが、貯金や教育費には戦略が必要でしょう。例えば子供が塾・習い事、中学受験や私立進学を考えているなら将来に向けての貯蓄・投資も視野に入れなければいけません。
(もちろん年齢・経験に応じて月収は上がっていくため40万円での設計にはならないとは思いますが)
借入金額は約2,500?3,000万円前後(35年ローン・金利1%台想定)になるようです。
結論から言うと、十分可能です。
月収40万円、手取りで約31?32万円あれば、夫婦2人での生活費(家賃・食費・光熱費・通信費など)を20万円前後に抑えつつ、月5万円ほどの貯金も現実的にできます。とくに地方や都市近郊であれば、住居費を抑えることで生活に余裕が生まれます。
新婚生活の初期費用(引っ越し費用、家具家電の購入、結婚式や新婚旅行の費用)については、事前の貯蓄や親族からの支援を活用するなどの準備が求められます。
生活基盤さえ整えば、「質素だけど安心できる結婚生活」は月収40万円でも十分に実現可能です。
子ども1人であれば、現実的な範囲で十分に可能です。
就学前の保育料は無償化されており、児童手当(月1万~1.5万円)も支給されるため、幼児期の育児にかかる費用は比較的抑えられます。月にして2~3万円の追加出費がある程度と考えてよいでしょう。
小学校入学後も、公立中心で進めるのであれば大きな家計の圧迫にはなりません。ただし、塾や習い事、私立校への進学などを考える場合、月数万円~年間100万円以上の出費が加わることもあります。この場合、妻のパート勤務などで家計を補う必要が出てきます。
子どもが2人以上になると、教育費と生活費の両方が重くのしかかってきます。共働きか、実家の支援がなければ赤字になりやすく、慎重な家計設計が不可欠になります。
(一般論としての内容のため実際とは異なることも多いです。あくまでも参考として。)
購入は可能です。ただし、“背伸びしない選択”が必要です。
年収480万円だと、住宅ローンの借入額は一般的に2,500万円程度が現実的とされます(35年返済、金利1%前後を想定)。この範囲であれば、郊外や地方都市での中古マンションや一戸建ての購入は十分に可能です。
ただし、ボーナス払いなしで月々返済するとなると、住宅ローン返済は月8?10万円以内に抑えたいところ。さらに固定資産税や将来の修繕費などの備えも必要なため、「住宅ローン+家計の柔軟性」を両立させる慎重なプランニングが求められます。
住宅購入は単に「買えるかどうか」ではなく、「買った後の生活が破綻しないか」が大切です。月収40万円世帯でも、適切な物件選びと長期的なライフプラン設計があれば、マイホームを持つことは十分に実現可能です。
所得税は、個人の所得額に応じて課税される国税です。日本では「累進課税制度」が採用されており、所得が高くなるほど税率も上がっていきます。年収3000万円の場合、課税所得から各種控除(基礎控除・扶養控除など)を差し引いた後に、約23~33%程度の税率が適用されるケースが一般的です。年間で概ね75~90万円前後の税金が天引きされます。毎月の給与支給時に源泉徴収という形で自動的に差し引かれ、年末調整または確定申告によって過不足が精算されます。扶養家族の有無や生命保険料控除などによっても最終的な税額は変わるため、税制度を理解しておくことが節税への第一歩となります。
住民税は、地方自治体(都道府県・市区町村)に納める税金で、地域社会の公共サービス(教育、福祉、インフラ整備など)に使われます。所得税とは異なり、前年の所得に応じて翌年6月から翌年5月までの1年間で均等に徴収される点が特徴です。年収3000万円の場合、住民税の負担額は約50万円前後が目安です。これは、所得割(課税所得の10%程度)と均等割(定額)を合算した金額です。企業勤めの人であれば、毎月の給与から自動的に天引きされる「特別徴収」という方式が採用されていることが多く、意識しづらいですが、手取り額を大きく圧迫する要因の一つです。
健康保険料は、病気やケガ、出産などの医療費補助を受けるための保険料です。会社員であれば「協会けんぽ」や「健康保険組合」などに加入しており、保険料は標準報酬月額と賞与に応じて決定されます。年収3000万円の場合、年間の健康保険料は概ね40~50万円前後が目安です。この金額の半分は会社が負担しており、残りの半分が毎月の給与やボーナスから控除されます。なお、保険料率は地域や組合によって異なり、特に東京都の大企業では若干高めになることもあります。医療費が3割負担で済む制度の恩恵を受けている裏には、このような保険料の存在があるのです。
厚生年金保険料は、将来受け取る年金(老齢年金、障害年金、遺族年金)を支えるための保険料です。会社員は国民年金に加えて厚生年金に加入しており、保険料率は標準報酬月額の約18.3%(労使折半)で設定されています。年収3000万円の人の場合、賞与を含めた報酬額に基づき、年間でおよそ90~100万円程度が給与から差し引かれます。実際にはこのうち半額を企業が負担しており、個人としては月に約3.5~4万円が天引きされる計算です。将来の受給額はこの支払い実績に比例するため、負担が大きい一方で老後の公的年金収入の柱ともなります。
雇用保険料は、失業したときの失業給付や、育児休業・介護休業給付金などを支える制度です。保険料率は毎年見直されており、2025年時点では一般の事業において給与の0.9%程度が設定されています。年収3000万円の場合、雇用保険料としては年間で約3万円前後が控除される見込みです。他の社会保険料に比べると少額ではありますが、失業時の生活支援や再就職支援に活用される制度であり、安心感のあるセーフティネットとしての役割を果たしています。なお、この保険料も企業と個人が分担して負担する仕組みです。
介護保険料は、40歳以上の人が対象となる社会保険料で、将来的な介護サービスを受けるための財源となります。公的介護保険制度では、要介護や要支援状態となった際に、在宅・施設介護サービスの利用が可能です。保険料率は健康保険と併せて設定されており、企業によって異なるものの、40歳以上の年収3000万円の会社員であれば、年間で約3~5万円程度が控除されることが一般的です。実際には健康保険料の一部として徴収されるため、明細上では分かりづらいケースもありますが、40歳を迎えると保険料負担が増えるため、家計設計に影響を与える重要なポイントです。
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Salesforce ソリューションアーキテクト(SA) 1day選考会
世界トップクラスのCRMソリューション企業「Salesforce」にて1day選考会が開催されます!スピーディーに選考を進められる貴重な機会となりますので、ご興味のある方は是非この機会にお気軽にご参加ください。
2025年7月17日(木)、9月18日(木)19:00~20:00 締切:各回開催2日前まで
EYストラテジー・アンド・コンサルティング SAPチーム キャリアセミナー
構想策定に軸足を置きつつも、上流から実装まで一気通貫で行うことで、パッケージ導入支援にとどまらず、業務変革支援に携わることができるチームです。SAPに興味のある方は是非お気軽にご参加ください!
2025年7月22日(火)18:30-20:00 締切:2025年7月15日(火)17時
EYストラテジー・アンド・コンサルティング CXT・SC&O・GBSチーム合同セミナー
EYストラテジー・アンド・コンサルティングのCXT・SC&O・GBSチームにて、合同のキャリアセミナーが開催されます。応募意思は不問ですので、EYに興味がある方はぜひご参加ご検討ください!
2025年7月12日(土) 締切:2025年7月7日(月)
アクセンチュア ソング 採用セミナー&選考会
アクセンチュア ソングにて採用セミナー&選考会が開催されます。コンサルタント 、マーケティング、エンジニアポジションなど各ポジションで積極採用中なので、ぜひこの機会にご応募ください!
2025年7月9日(水)18:00-19:00 締切:2025年7月7日(月)
クニエ FSチーム(金融) キャリアセミナー
メーカー出身者必見!NTTデータのグループとしてコンサルティングを手掛ける総合系ファームであるクニエのFS(金融)チームでコンサルタントを目指す方向けにキャリアセミナーを開催いたします!是非お気軽にご参加ください。
2025年7月10日 (木) 18:00-19:00 締切:2025年7月8日(火)
クニエ TMEチーム(通信・メディア) キャリアセミナー
NTTグループの大手総合系コンサルティングファーム「クニエ」にてキャリアセミナーが開催されます!応募意思は問われませんので通信・メディア業界向けのコンサルティングにご興味のある方は是非この機会にお気軽にご参加ください。
2025年7月15日(火) 19:00~20:30 締切:2025年7月7日(月)18:00
ドリームインキュベータ キャリアセミナー
日系戦略コンサルファームのドリームインキュベータにてキャリアセミナーが開催されます。今回はケース面接対策も実施致します!是非ご参加ご検討ください。
2025年7月26日(土)10:00-18:00 締切:2025年7月16日(水)12:00
アビームコンサルティング 財務・会計/会計×ITポジション 1day選考会
会計×ITポジションにおいて1day選考会が開催されます。スピーディーに選考を進めることができる絶好の機会かと思いますので興味のある方はこの機会にご参加ご検討ください。
2025年7月6日(日) 締切:2025年7月2日(水)
WorkX 1day選考会
戦略・ITコンサルティングと6,000名のフリーランスコンサルタントのプラットフォーム運営を行うWorkXにて1day選考会が開催されます。1日で選考が完了する貴重な機会ですので、ぜひご検討ください!
SDGsプロジェクト始動!
ムービンは持続可能な開発目標を支援しています
ムービンはSDGsに賛同し、これからも持続可能な社会の実現に努め、 森林資源や水資源を守る環境保護の取り組みとして、持続可能な森林の再生と管理に貢献しています。
ムービンでは今すぐのご転職でなくても、今後のキャリア形成や、ご転職に向けての中長期的なプランを共に考え、具体的なアドバイスをさせて頂いております。コンサルティング業界にご興味のある方はご自身では気づかれない可能性を見つけるためにも是非一度ご相談ください。
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